2024.02.09

レイカーズがナゲッツとの熱戦に敗れて連勝ストップ…先発出場の八村塁は2得点

2得点4リバウンド1ブロックを記録した八村塁 [写真]=Getty Images
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 2月9日(現地時間8日)、八村塁所属のロサンゼルス・レイカーズがホームのクリプトドットコム・アリーナでデンバー・ナゲッツと対戦した。コービー・ブライアントの銅像除幕式が行われたこの試合は、コービーを称えた「ブラックマンバ」モチーフのユニフォームが用いられた。

 レイカーズの先発は八村塁オースティン・リーブスレブロン・ジェームズアンソニー・デイビス、マックス・クリスティーの5名。この日に26歳の誕生日を迎えた八村が、3試合連続でスターティングラインナップに名を連ねた。対するナゲッツは、二コラ・ヨキッチ、マイケル・ポーターJr.ジャマール・マレー、ジャスティン・ホリデー、アーロン・ゴードンが先発となった。

 レイカーズは試合序盤に攻撃の流れを生み出せず、試合開始から約3分半の間でナゲッツに2-10のランを許すこととなった。その後はデイビスの連続得点で追い上げたものの、23-26の3点ビハインドで第1クォーターを終えた。八村はディフェンスの要所で存在感を発揮し、第1クォーター残り6分41秒にはマレーのシュートをブロックする”ハエたたき”を炸裂させ、ホームのファンを沸かせた。

 第2クォーターは、ヨキッチやマレーを中心に多角的なオフェンスを仕掛けるナゲッツの背中をレイカーズが追いかける展開。前半残り約4分、欠場したディアンジェロ・ラッセルに代わって先発出場したクリスティーがシュート時の交錯により足首を負傷しロッカーに退くと、試合の流れがナゲッツに傾いた。マレーの連続3ポイントで点差を広げられ、49-59と10点ビハインドで試合を折り返した。

後半、再び立ち上がりに苦戦したレイカーズは一時最大15点差のリードを許すが、レブロンの連続3ポイントで食い下がった。その後も昨シーズン王者による猛攻を浴びたが、リーブズとデイビスを中心に果敢なオフェンスを展開し、79-83と点差を「4」に縮めて最終クォーターへ臨んだ。

 第4クォーター、残り約10分で八村が初得点を決めて3点差に迫ると、ホームのレイカーズファンは沸き上がった。残り3分44秒、レブロンがフリースローを沈めて追いつくと会場はさらに過熱。しかし、試合残り2分を過ぎた終盤にマレーとポーターJr.に立て続けに3ポイントを決められ、勝最終スコア106-114で敗れた。

 連勝ストップとなったレイカーズは、レブロンが23得点9リバウンド7アシスト、デイビスが32得点9リバウンド3スティール4ブロックを記録。八村は37分31秒のプレータイムで2得点4リバウンド1ブロックをマークした。

■試合結果
ロサンゼルス・レイカーズ 106-114 デンバー・ナゲッツ
LAL|23|26|30|27|=106
DEN|29|30|24|31|=114

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