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2月17日(現地時間16日)、「NBAオールスター2024」のオールスターウィークエンドが始まり、インディアナ州インディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスで「Paniniライジングスターズ」が開催された。
今回のライジングスターズは1・2年目の21選手、Gリーグの7選手の計28名が参加し、7名ずつ4チーム(Gリーグの7名は単独で1チーム)に分かれてトーナメントに臨む。各チームのHC(ヘッドコーチ)には、パウ・ガソル(元ロサンゼルス・レイカーズほか)、タミカ・キャッチングズ(元WNBAインディアナ・フィーバー)、ジェイレン・ローズ(元インディアナ・ペイサーズほか)、デトレフ・シュレンプ(元シアトル・スーパーソニックスほか)といった往年の名選手たちが名を連ねた。
試合のフォーマットには、規定のスコアに早く到達したチームが勝者となる「ターゲット・スコア」が採用。第1試合と第2試合は先に40点を奪ったチーム、決勝戦は先に25点を挙げたチームが勝者となる。
第1試合ではチーム・ジェイレンとチーム・タミカが激突。0-9のランを食らうなど厳しい立ち上がりとなったチーム・ジェイレンだったが、3ポイントシュートやドライブで徐々に点差を詰め、中盤には逆転に成功する。終盤ではベネディクト・マサリン(ペイサーズ)がダンクや長距離砲で会場を沸かし、最後はジャンパーを沈めてゲームセット。40-35でチーム・ジェイレンが決勝進出を決めた。
第2試合はチーム・パウとチーム・デトレフが出場し、主導権を握ったのはGリーグの選手たちで構成されたチーム・デトレフ。ダンクコンテストにも出場するマック・マクラング(オセオラ・マジック)が多彩なプレーで得点を挙げていく。チーム・パウの猛追に苦しむ場面も見せたが、3点弾を中心にスコアを重ね、41-36でチーム・デトレフがファイナルへの切符をつかんだ。
決勝ではチーム・ジェイレンが序盤からアップテンポな攻撃を仕掛け、デレック・ライブリー二世(ダラス・マーベリックス)が豪快アリウープで魅せる。ジョーダン・ホーキンズ(ニューオーリンズ・ペリカンズ)もジャンパーや長距離砲で追撃に成功すると、最後はジェイレン・ウィリアムズ(オクラホマシティ・サンダー)の3ポイントが決勝点に。最終スコア26-13でチーム・ジェイレンが優勝を果たした。
MVPに選ばれたのは地元・ペイサーズのマサリン(チーム・ジェイレン)。第1戦ではゲームハイ18得点を叩き出し、ラストプレーではトップからの一対一でチームに勝利をもたらす。第2戦でも4得点2アシスト1スティールを記録し、チームの優勝に大きく貢献した。
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