2026.06.08
7月3日、タリンのユニベット・アリーナで「FIBAバスケットボールワールドカップ2027 ヨーロッパ地区予選」の1次ラウンドが開催され、グループHのエストニア代表がホームにスロベニア代表を迎えた。
試合は開始早々、エストニアのステファン・ヴァークスが先制のレイアップを決める。第1クォーターは一進一退の攻防が続き、合計10回ものリードチェンジが発生する激しい展開となった。スロベニアに最大2点のリードを許す場面もあったが、エストニアは残り2分31秒にクレゴール・ヘルメトが同点ジャンプシュートを沈めて16-16と追いつく。そのあと、残り1分45秒にマティアス・タスがレイアップを成功させて22-16とリードを奪って最初のクォーターを終えた。
第2クォーターに入るとエストニアの堅守が光り、29-24の5点リードで迎えた残り5分40秒から2分18秒にかけて一挙13-0のランを達成。オフェンスの精度も高く、相手のターンオーバーを誘いながら確実に得点を重ね、46-31と15点リードで試合を折り返した。
後半の立ち上がり、エストニアはマイク・コッツァーの豪快なダンクシュートで追加点を挙げ、主導権を渡さない。スロベニアも粘りを見せて第3クォーターに一時14点差まで詰め寄るランを見せたが、エストニアは落ち着いて要所で3ポイントシュートを決めて追随を許さず、73-51で最終クォーターへ。第4クォーターでもエストニアの勢いは衰えず、残り1分19秒にはこの日最大となる32点差(91-59)をつけるなど終始スロベニアを圧倒し、最終スコア93-62で大勝を飾った。
エストニアはヴァークスが20得点7アシスト、アルトゥール・コノントゥクが19得点をマーク。対するスロベニアは、アレン・オミッチが9得点8リバウンドとインサイドで奮闘したものの、エストニアの堅守を前に終始苦しいゲーム展開となった。
この快勝の試合で高いパフォーマンスを発揮したのが横浜ビー・コルセアーズのコッツァー。同選手はわずか22分19秒の出場時間ながら、12得点12リバウンド9アシストを記録。アシストがわずかあと1本足りずトリプルダブルこそ逃したものの、攻守にわたって抜群のパフォーマンスを披露した。
この結果、大勝を収めたエストニアは通算成績を3勝2敗(勝ち点8)とし、スロベニアと勝敗数で並びながらもグループHの暫定首位に浮上した。2位にスロベニア(3勝2敗)、3位にチェコ(2勝3敗)、4位にスウェーデン(2勝3敗)と、全4チームが勝ち点1差のなかにひしめく大混戦の状況となっている。
なお、グループHの次戦は7日に行われ、エストニア代表はアウェーでチェコ代表と対戦する。
■試合結果
エストニア 93-62 スロベニア
EST|22|24|27|20|=93
SLO|16|15|20|11|=62
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