2024.02.25

カーHCの延長契約合意にグリーンは「俺はこのチームで彼以外のコーチと終えたくない」

グリーン(左)とカーHC(右)[写真]=Getty Images
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 2月24日(現地時間23日)。ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が、2年3500万ドル(約52億5000万円)の延長契約に合意したと『ESPN』が報じた。2024-25、2025-26シーズンに受け取る年平均1750万ドル(約26億2500万円)という年俸は、NBAの指揮官として史上最高額という、巨額な延長契約となった。

 ウォリアーズはこの日シャーロット・ホーネッツに勝利して3連勝。チームトップの13リバウンドに3アシスト2ブロックを記録したドレイモンド・グリーンは、就任10シーズン目を指揮するカーHCの契約を「すごいことだと思うね」と切り出し、こう続けていた。

「俺はこのチームで彼以外のコーチと終えたくない。彼がこのフランチャイズでどんな存在か…。彼はここへ勝ち方を持ち込んだ。それは替えがきかないものなんだ…。彼は受け取るべきものを手にしたのさ」

 ウォリアーズはカーHC就任後、2015年から2022年までに計4度の優勝を飾った。ステフィン・カリークレイ・トンプソン、グリーンというビッグ3が主軸となって強固なチームを作り上げてきたのだが、そのチームの指揮を執り、彼らを頂点へ導いてきたのがカーHCだった。

 今回の動きによって、ウォリアーズはカリー、グリーン、アンドリュー・ウィギンズとカーHCが2025-26シーズンまで契約下に入ることとなった。今シーズン終了後に契約満了を迎えるトンプソンの動向は気になるところだが、カーHCとの延長契約に合意したことは、ここからプレーオフへ向けて戦い抜くうえでポジティブな要素となるに違いない。

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