2024.02.25
USAバスケットボールは先日、今夏に開催されるパリオリンピックに向けて、候補者41名を発表した。リストにはレブロン・ジェームズやケビン・デュラントをはじめとするスター選手たちと共に、タイリース・ハリバートン、パオロ・バンケロ、チェット・ホルムグレンなど、未来を担う若手も名を連ねていた。
最終的に選ばれた12名の選手がアメリカ代表として星条旗を背負うことになるが、チームUSAのスティーブ・カーヘッドコーチは、候補者発表の段階でゴールデンステイト・ウォリアーズの要であるドレイモンド・グリーンをロスターに加える選択肢を失った。
グリーンは2016年、2021年のオリンピック連覇に貢献したプレーヤーである。候補者リストから同選手が外れた理由について、男子代表チームのマネージングディレクターを務めるグラント・ヒルは、以下のように説明している。
グリーンは直近の数シーズン、感情のコントロールができなくなる場面に複数回遭遇している。未だ記憶に新しいジョーダン・プールとの衝突は、その後のチームに大きな亀裂を生み、12月13日(現地時間12日)に開催されたフェニックス・サンズ戦では、ユスフ・ヌルキッチの顔を殴打し、NBAから無期限の出場停止処分を言い渡された。
ヒルは、グリーンのこれまでの功績に感謝を述べながらも、相次ぐトラブルが選外になった理由だと付け加えた。
「彼の貢献度は大きく、彼の素晴らしさは紛れもなくこの組織の重要な一部です。しかし、今年起こった出来事を考慮して、我々は彼をこのリストに含めない決定を下しました」
USA Basketball managing director Grant Hill said Draymond Green's suspensions played a role in his omission from USA Basketball's player pool for the 2024 Olympics 😬 pic.twitter.com/8uQdY3r5Yi
— Yahoo Sports (@YahooSports) January 24, 2024
しかし、これはヒルやカーHCを含むチームUSAの幹部にとって、グリーンとの決別は最初の苦渋の決断に過ぎない。『AP通信』によると、41名のリスト内には13名の金メダリストがおり、24名のオーススター出場回数を合計すると130回を超えるほどの実力者揃いだ。さらに、ジョエル・エンビードがアメリカ代表でプレーする意向を表明し、ステフィン・カリーも2014年以来の代表入りを希望するなど、競争はとてつもなく激化している。
ヒル曰く、選考にはすでに大きな葛藤が生まれているという。
「正直に言うと、リストが41名になるとは思いませんでした。もっと名前が少なく、30名程度を想定していました。41名に厳選することでさえ大変であり、12名まで絞るのは非常に困難な作業になります。これまで歴史が指針であるならば、7月までの間に多くのことが起こるでしょう」
2024年のチームUSAは一体、どのような構成になるのだろうか。昨年のワールドカップの雪辱を果たすべく、フロントは“新世代のドリームチーム結成”を企んでいるかもしれない。
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