2024.02.25

ウォリアーズを“優勝候補”と信じるグリーン「俺たちに倒せないチームがあるとは思えない」

ウォリアーズで4度の優勝を飾ったグリーン[写真]=Getty Images
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 ゴールデンステイト・ウォリアーズは、2月24日(現地時間23日、日付は以下同)のシャーロット・ホーネッツ戦を97-84で制して3連勝。ロースコアの展開をモノにしたウォリアーズは、ステフィン・カリーの15得点5アシストを筆頭に5選手が2ケタ得点を残した。

 もっとも、この試合の残り10.9秒に11点リードの場面からレスター・キニョネスがレイアップを放った際、マイルズ・ブリッジズがゴールテンディングをコールされてウォリアーズに2点が追加。勝敗が決した場面だったこともあり、ブリッジズがキニョネスを押したことでもみ合いとなり、キニョネスとグラント・ウィリアムズ(ホーネッツ)が退場、ブリッジズにもテクニカルファウルを宣告される展開となり、後味の悪い結末となった。

 とはいえ、ウォリアーズは29勝26敗でウェスタン・カンファレンス10位ながら、直近12戦で10勝2敗と好調をキープ。左手骨折で離脱中のクリス・ポールも復帰間近ということもあり、チーム状況は好転しており、後半戦の注目チームの1つとなっている。

 プレーイン・トーナメントを回避してプレーオフへ自動的に出場するためには6位にいるダラス・マーベリックス(33勝23敗)との3.5ゲーム差を挽回しなければならないのだが、ドレイモンド・グリーンは今シーズンのチームに絶大な自信を見せていた。

 25日に公開された自身のポッドキャスト番組“The Draymond Green Show”にて、33歳のベテランフォワードはウォリアーズを“真の優勝候補”だと語っていた。

「俺はこのチームが本物のタイトル・コンテンダーだと100パーセント信じている。俺たちに倒せないチームがあるとは見ちゃいないからな。もちろん、そのためには多くの面で努力しなきゃならない。運も必要になってくるのは間違いない。チャンピオンシップを勝ち取っているものが持つ特質なのさ。だがNBAでタイトルを争ううえで俺たちに倒せないチームがあるとは思えないね。それに俺たちにはあの男(カリー)がいる」

 2022年の王者ウォリアーズには、カリー、グリーンに加えてクレイ・トンプソンアンドリュー・ウィギンズケボン・ルーニージョナサン・クミンガ、ゲイリー・ペイトン二世といった優勝経験のある選手たちがそろっている。

 チームとしてのプレーオフ経験が豊富な点は強みであり、現時点でこのチームを覇権争いから除外するのはさすがに時期尚早なのかもしれない。

 ただし、26日のデンバー・ナゲッツ戦を終えると、ウォリアーズはアウェー4連戦が組まれている。さらにレギュラーシーズン残り26試合のうちアウェーゲームが16試合という厳しいスケジュールが待ち受けていることから、このチームがどこまで順位を上げることができるかは必見だ。

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