2024.02.26

これまでのキャリア21年目の選手たちとは“別格”のプレーを見せるレブロン・ジェームズ

39歳ながらトップレベルを維持するレブロン[写真]=Getty Images
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 ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、NBAキャリア21年目ながらオールスターにも選出され、依然としてリーグトップクラスの実力者として君臨している。

 2月25日(現地時間24日、日付は以下同)を終えた時点で50試合に出場し、平均34.9分24.9得点7.2リバウンド7.8アシスト1.3スティールにフィールドゴール成功率52.2パーセントを残してレイカーズをけん引している。

 NBAで21シーズンをプレーしたのはレブロンも含めて6選手のみ。そのうち、ビンス・カーター(元トロント・ラプターズほか)が歴代最長となる22シーズンをプレーしてきた。

 もっとも、現役最年長の39歳ながら一線級で活躍を続けるレブロンは、これまで21シーズン目をプレーしてきた選手たちとは一線を画していることは間違いない。

 レブロンは現時点ですでに1246得点をマーク。それに対し、そのほかの選手たちの21シーズン目を見てみると、カーターが562得点、ダーク・ノビツキー(元ダラス・マーベリックス)が373得点、ロバート・パリッシュ(元ボストン・セルティックスほか)が161得点、ケビン・ガーネット(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)が122得点、ケビン・ウィリス(元アトランタ・ホークスほか)が12得点で計1230得点。つまり、レブロンは現時点で5選手がキャリア21年目に残した総得点を上回っていることになるのだから驚きだ。

 24日にレイカーズと対戦したサンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ)が「彼を見るのは楽しかった。年齢やコンディショニング、彼がこなしているのは奇跡だ。彼は別格なんだ」と話していたとおり、超人的なキャリアを送っていると言っていい。

 なお、レイカーズは26日のフェニックス・サンズ戦を落とすも、レブロンはゲームハイの28得点12アシストに7リバウンド2スティールを記録。レギュラーシーズン通算3万9926得点とし、前人未到の通算4万得点まであと74とした。おそらく今後3試合あるいは2試合で4万得点の大台に到達するだろう。

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