2024.04.02

ドンチッチのサーカスショットに実況困惑 …指揮官は“奇才ピカソ”を引き合いに絶賛

ファンを魅了するルカ・ドンチッチ[写真]=Getty Images
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 NBAダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが、規格外のプレーで存在感を示した。

 神童の異名を持つドンチッチは、日本時間4月1日(現地時間3月31日)のヒューストン・ロケッツ戦に先発出場し前半だけで32得点をマークすると、第3クォーター開始1分過ぎに驚きのシュートを繰り出した。

 ショットクロック残り5秒でジャバリ・スミスJrとマッチアップすると、左右に揺さぶりながら3ポイントシュートのフェイクを入れ、前方へ一歩踏み出しながら右手一本ですくい上げるようにシュート。3ポイントライン付近から放った21フィート(約6.4メートル)のサーカスショットは、ブザーとともにリングに吸い込まれた。

 悪魔的な一撃を決めきった張本人は満面の笑みを浮かべていたものの、開催地ヒューストンの放送席は「Oh no.no,no,no…..」と放物線に感嘆。このシュートで25点差をつけられた敵地ロケッツのファンが頭を抱える様子も中継カメラにとらえられ、場内は一時騒然となった。

 結局、この試合でドンチッチは47得点12リバウンド7アシスト2スティールの大活躍。マーベリックスは11連勝と勢いに乗っていたロケッツ相手に125-107で勝利し、連勝を「7」に伸ばした。

 試合後、現地メディアの取材に応じたドンチッチは、第3クォーターに飛び出したアンダーハンドシュートについて、ジョークも交えつつ「うまくいく感じがした。ショットクロックが1秒しかなかったからね」と、笑顔でコメント。また、ベンチから衝撃の瞬間を見守っていたマーベリックスのジェイソン・キッドヘッドコーチは、数々の名画を描いた天才画家「ピカソ」の名前を引き合いに出し、ドンチッチの才能を次のように称えた。

「私たちは幸運にも3年間彼のそばにいる。彼がボールを蹴り入れたり、ハーフコートショット、フルコートショット、時には椅子に座ってシュートを決めるのを見てきた。そういった彼の仕草やプレーを見た沢山の人たちがエキサイトしてきたと思うけど、それこそがルカだと思うんだ。彼はいつでもタフショットを決められる。ピカソに筆を握らせたら、何か特別なことをするだろう?彼のシュートも特別だったよ」

 この日は試合前の練習から、敵地・トヨタセンターのコート上に吊られているビジョンにボールを当ててリングを通す“離れ業”をやってのけていたドンチッチ。今後も遊び心満載のプレーで、ファンを楽しませてくれるはずだ。

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