2024.05.05

ウェスト準決勝でエドワーズが43得点と躍動…ウルブズがナゲッツとのGAME1を制す

プレーオフキャリアハイとなる43得点を挙げたエドワーズ[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 5月5日(現地時間4日)、「NBAプレーオフ2024」のウェスタン・カンファレンス・セミファイナルが行われ、ミネソタ・ティンバーウルブズ(第3シード)がアウェーで、リーグ連覇を狙うデンバー・ナゲッツ(第2シード)との第1戦に臨んだ。

 昨シーズンは1回戦でナゲッツと対戦し、1勝4敗で敗退したウルブズだが、試合開始から若きエース、アンソニー・エドワーズが得点を量産して18-4とリードを奪う。しかし、直後からナゲッツに13-0のランを作られると、23-25と逆転されて第1クォーターを終えた。

 続く第2クォーターでは互いに得点が伸び悩むも、拮抗した展開が続く。エドワーズが前半だけで25得点を挙げるも、40-44とわずかにリードを許して試合を折り返した。

 迎えた第3クォーターは序盤から激しい得点の奪い合いに。大黒柱のカール・アンソニー・タウンズが立て続けに得点を奪うと、マイク・コンリーも確率良くシュートを沈め、このクォーターで2人がそれぞれ11得点を挙げる。さらに、終盤にはエドワーズの連続得点でウルブズが逆転し、73-71で最終クォーターへ。

 勝負の第4クォーターでは、シックスマン賞を受賞したウルブズのナズ・リードが躍動。豪快なプットバックダンクを決めるなど14得点を奪い、ウルブズが試合の主導権を握る。試合終盤にニコラ・ヨキッチマイケル・ポーターJr.の長距離砲で5点差まで詰め寄られるが、直後にエドワーズがコーストトゥコーストのレイアップを決めて勝負あり。ファウルゲームにもつれこませず、ウルブズが106-99で勝利した。

 敵地で先勝したウルブズは、エドワーズがプレーオフでのキャリアハイとなる43得点と爆発。さらに、タウンズが20得点、リードが16得点、コンリーが14得点10アシスト、ルディ・ゴベアが6得点13リバウンド3ブロックをマークした。

 一方のナゲッツは、ヨキッチが32得点8リバウンド9アシスト3スティール、ポーターJr.が20得点6リバウンド3スティール、ジャマール・マレーが17得点と奮闘した。

■試合結果
デンバー・ナゲッツ 99-106 ミネソタ・ティンバーウルブズ
DEN|25|19|27|28|=99
MIN|23|17|33|33|=106