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NBA史上最多13チームに所属してきたイシュ・スミスが古巣ウィザーズのスカウトへ転身

昨季ホーネッツでプレーしていたスミス[写真]=Getty Images
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 10月3日(現地時間2日、日付は以下同)。ワシントン・ウィザーズが、イシュ・スミスをプロのスカウトとして雇ったと『The Athletic』のウィザーズ番記者ジョシュ・ロビンズが報じた。

 36歳のスミスは、183センチ79キロのポイントガードとしてドラフト外から2010-11シーズンにヒューストン・ロケッツでNBAデビュー。その後2023-24シーズンまでの14シーズンでメンフィス・グリズリーズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、オーランド・マジック、ミルウォーキー・バックス、フェニックス・サンズ、オクラホマシティ・サンダー、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ニューオーリンズ・ペリカンズ、デトロイト・ピストンズ、ウィザーズ、シャーロット・ホーネッツ、デンバー・ナゲッツでプレー。

 キャリアを通して7度のトレードを経験した男は、NBA史上最多の13チームに所属。レギュラーシーズン通算805試合に出場し、キャリア平均19.2分7.1得点2.4リバウンド3.8アシストをマーク。A/TO(アシスト/ターンオーバー)比率3.08を残した司令塔は、巧みなボールハンドリングから味方の得点をお膳立てしつつ、スペースを作り出してミッドレンジジャンパーを沈めてきた。

 2023年にナゲッツの優勝メンバーになったスミスは、2019-20、2020-21シーズンと2021-22シーズン途中からウィザーズに所属し、八村塁(現ロサンゼルス・レイカーズ)とも共闘。

 2023-24シーズンはホーネッツで開幕を迎え、43試合の出場で平均17.2分3.2得点1.8リバウンド3.4アシストを残すも、今年2月9日にウェイブ(保有権放棄)されていた。

 スミス本人は、自身のソーシャルメディアやメディアへ出演して表明こそしていないものの、ウィザーズでプロのスカウトへ転身したことで、事実上の引退になったと言えるだろう。

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