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シボドーHCとニックスで再会したタウンズ「僕らはその前に強固な基盤を構築している」

ニックスでプレシーズンゲームにも出場しているタウンズ[写真]=Getty Images
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 10月3日(現地時間2日、日付は以下同)に正式に成立した3チーム間トレードで、ミネソタ・ティンバーウルブズからニューヨーク・ニックスへ移籍したカール・アンソニー・タウンズは、ここまでプレシーズンゲーム3試合に出場している。

 28歳のビッグマンは、7日のシャーロット・ホーネッツ戦で10得点4リバウンド2スティールを残して“ニックスデビュー”を飾ると、続く10日のワシントン・ウィザーズ戦で25得点12リバウンド2ブロック、14日の古巣ウルブズ戦でも16得点16リバウンド3スティールを残して勝利に貢献。

 プレシーズンゲーム4戦全勝のニックスは、19日にウィザーズ戦が組まれていて、23日のボストン・セルティックス戦でレギュラーシーズン開幕を迎える。

 ニックスは今夏アイザイア・ハーテンシュタインがオクラホマシティ・サンダーへ移籍し、先発センター候補のミッチェル・ロビンソンが足首の手術の影響で復帰が2025年1月になることから、センターポジションの補強が急務となっていた。

 タウンズ獲得の見返りとして、主軸のジュリアス・ランドル、シューターのドンテ・ディビンチェンゾを含む複数の選手とドラフト指名権を手放したのだが、トム・シボドーHC(ヘッドコーチ)は今回のトレードについてこう話していたと地元メディア『New York Post』が15日に報じている。

「我々はミッチェル・ロビンソンがケガ、アイザイアをフリーエージェンシーで失っていたため、センターを必要としていた。それが最も大きな部分。センターのポジションでカールを見た時、彼の持つ万能性とサイズがこのチームにとって重要になってくると感じたんだ」

 ジェイレン・ブランソンミケル・ブリッジズジョシュ・ハートOG・アヌノビーとタウンズで組む先発陣は豪華そのもの。ディビンチェンゾ放出によってベンチの選手層は薄くなってしまったとはいえ、スターターの破壊力が驚異的なのは間違いない。

 タウンズがシボドーHCの下でプレーするのは約5年ぶりのこと。キャリア2年目の2016-17シーズンから2018-19シーズン途中まで、両者はウルブズで共に戦ってきた。

「初めてティブスといた時とは別の選手になっている。互いにアジャストしているところだけど、僕らはその前に強固な基盤を構築しているんだ」とタウンズは話しており、シーズン開幕まで約3週間で決まったトレードでも、新たな環境でフィットするように努めている。

 213センチ112キロのサイズでセンター、パワーフォワードをこなすタウンズが、ニックスの新たな得点源になることは間違いない。

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