2024.10.09

ニックスのタウンズが歴代PFトップ5を選定…ウルブズの先輩やスパーズの象徴が選出

先日ウルブズからニックスへ移籍したタウンズ[写真]=Getty Images
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 10月6日(現地時間5日、日付は以下同)。ニューヨーク・ニックスカール・アンソニー・タウンズがゲスト出演した、シャノン・シャープの番組“Club Shay Shay”が公開された。

 リーグ有数のパワーフォワード(PF)兼センターとして知られるタウンズは、番組内で“歴代最高のPFトップ5”というテーマになり、ティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ)、ケビン・ガーネット(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)、ダーク・ノビツキー(元ダラス・マーベリックス)、カール・マローン(元ユタ・ジャズほか)を選定。

 ダンカンはスパーズ5度の優勝すべてに主軸として貢献したビッグマン。ガーネットとはウルブズでルーキーシーズンに共闘、ドイツ出身のノビツキーは外国籍出身として歴代トップ(NBA歴代6位)の通算3万1560得点を残し、マローンもNBA歴代3位の通算3万6928得点を奪い、キャリアを通じて高位安定したスコアラーとして鳴らしたレジェンド。

 そこでシャープが「あと1人だ。ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、チャールズ・バークリー(元フェニックス・サンズほか)、クリス・ボッシュ(元トロント・ラプターズほか)、デニス・ロッドマン(元デトロイト・ピストンズほか)のうちいずれかだ…」と聞くと、タウンズはバークリーをチョイスした。

「最初はクリス・ボッシュだと思っていた。だけどチャールズ・バークリーはすごかった。みんな時間を作って彼のハイライトを見るべきだよ。『TNT』で見せている姿で判断しちゃいけない。あの男は本物であり、ビーストだった。それにジャンパーも持っていたんだ。だから僕はチャールズを入れる」

 バークリーは公称198センチ114キロと上背こそなかったものの、持ち前のパワーに加えてクイックジャンプでリバウンドをことごとくもぎ取り、平均20.0得点以上を軽々と奪ってきたレジェンド。

 NBAで優勝経験こそないものの、レギュラーシーズン通算1073試合の出場でキャリア平均22.1得点11.7リバウンド3.9アシスト1.5スティールにフィールドゴール成功率54.1パーセントを記録。オールスターとオールNBAチームにそれぞれ11度も選ばれてきたのだから、歴代PFでトップ5入りする資格は十分あると言っていい。

 なお、ウルブズから3チーム間の大型トレードでニックス入りしたタウンズは、7日のシャーロット・ホーネッツ戦でプレシーズン初出場。約15分プレーして10得点4リバウンド2スティールをマークして勝利に貢献。

 ニックスはプレシーズンゲーム残り4試合が組まれていて、23日のレギュラーシーズン開幕初日に昨シーズンの王者ボストン・セルティックスと戦う。タウンズを加えたニックスが開幕までの約2週間でどこまで仕上げることができるのかも注目していきたい。

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