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ヒートが球団へ加わって30シーズン目を迎えたパット・ライリー氏へ敬意を表す

2019年当時のライリー[写真]=Getty Images
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 10月8日(現地時間7日、日付は以下同)。マイアミ・ヒートは、2024-25レギュラーシーズン開幕初日となる24日から、ホームアリーナのカセヤ・センターのコートや今後のコートに、元ヘッドコーチ(HC)で長年球団社長を務めているパット・ライリー氏の名を冠していくことを発表した。

 1995年9月にヒートの指揮官へ就任したライリーは、2006年の球団初優勝時にHC、2012、2013年の2連覇時にはフロントを務めていて、3度の優勝すべてに貢献。

 79歳のライリーは現在も球団社長を務めており、これまでにトレードやFA(フリーエージェント)戦線でシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)、レブロン・ジェームズ(現レイカーズ)、クリス・ボッシュ(元トロント・ラプターズほか)、ジミー・バトラーらを獲得した実績を持ち、計7度のNBAファイナル進出を飾ってきた。

 今回の発表は、ライリーがヒートという組織へ加わってから30シーズンの節目になることへ球団が敬意を表したものとなる。ライリーはリリースの中でこう話していた。

「ゴールは初日から勝つこと、大きな勝利を手にすることでした。そして我々はやり遂げました。複数回の優勝を飾り、シャンパンをお互いにかけ合って、パレードをし、このフロア、このアリーナ、素晴らしいファンの皆さんと街頭で祝ってきました。偉大な選手たちが永久欠番となりました。コートに自分の名前がつけられることを、両親はとても誇らしく思ってくれたことでしょう。私自身、クリス、そして家族にとって、とても、とても光栄です」

 現在プレシーズン期間中のヒートは、今後4試合をこなし、24日にホームへオーランド・マジックを迎えてレギュラーシーズン開幕戦へ臨む。ライリー球団社長の下、ヒートは2023年以来のファイナル進出、2013年以来初のリーグ制覇を見据えている。

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