2025.05.15

来季もマジック残留を望むモリッツ・ワグナー「チームから評価されていると感じている」

マジック在籍5年目を終えたワグナー[写真]=Getty Images
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 NBAの2024-25シーズンは、現在「NBAプレーオフ2025」のカンファレンス・セミファイナル終盤にさしかかっており、来週にはカンファレンス・ファイナルがスタートする。

 その一方、ポストシーズン進出を逃したチームやプレーオフで敗退したチームはオフシーズンを迎えていて、6月末の「NBAドラフト2025」や夏のFA(フリーエージェント)戦線に向けて水面下で動き出している。

 そうした中、ファーストラウンドでボストン・セルティックスに1勝4敗で敗れたオーランド・マジックは、来シーズンを迎えるにあたってチームオプションとなっている選手たちの契約の行使または破棄の選択が迫られている。

 来シーズンからフランツ・ワグナージェイレン・サグスの年俸が急上昇するマジックだが、フランツの兄モリッツ・ワグナーギャリー・ハリス、コリー・ジョセフの契約がチームオプションになっているため、その決断は気になるところ。

 特にモリッツはマジック在籍5年目の今シーズンにキャリアハイの平均12.9得点に4.9リバウンド1.4アシスト、フィールドゴール成功率56.2パーセントを残していて、主にベンチスタートながらチーム4位の平均得点を残していた。

 ただ、昨年12月下旬に左ヒザの前十字靭帯を断裂したことで戦線離脱。今年1月にチームから修復手術が成功したと発表されており、マジックはチームオプション行使あるいは破棄して再契約を結ぶ可能性もある。

 28歳のビッグマン(211センチ111キロ)は、今秋のトレーニングキャンプには参加したいと望んでいて、5月11日(現地時間10日)に地元メディア『The Orlando Sentinel』へ公開された記事の中で残留を希望していた。

「ここにいるとすごく気分がいい。ここにいられてとてもワクワクしているんだ。自分はこのチームから評価されていると感じている。ここはプロが集まる環境なのは理解している。だから与えられるものなんてないんだ。今の自分に言えるのはそれだけ」

 はたして、ドイツ代表チームでもプレーするビッグマンは、NBAキャリア8年目をどのチームで過ごすのか。今後の動向に注目していきたい。

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