2025.10.22
10月22日(現地時間21日、日付は以下同)の2025-26レギュラーシーズン開幕初日。NBAではヒューストン・ロケッツ対オクラホマシティ・サンダー、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対ロサンゼルス・レイカーズという注目の2試合が開催される。
今夏の大型トレードでケビン・デュラントを加えたロケッツは、敵地ペイコム・センターへ乗り込み、昨シーズンの王者サンダーと激突する。ロケッツは右ヒザの前十字靭帯断裂のため先発ポイントガードのフレッド・バンブリートが長期離脱を余儀なくされ、サンダーはジェイレン・ウィリアムズがオフに受けた右手首の手術から回復中のため欠場することが決まっている。
そうした中、21日にロケッツのイーメイ・ユドカHC(ヘッドコーチ)は、サンダー戦の先発陣を明言。バックコートに201センチのアメン・トンプソンと211センチのデュラント、フロントコートにはいずれも211センチのジャバリ・スミスJr.、アルペレン・シェングン、スティーブン・アダムズで開幕戦へ臨むという。
これはバンブリート不在の影響もあるが、サンダーも216センチのチェット・ホルムグレンと213センチのアイザイア・ハーテンシュタインによる“2ビッグ”を敷いた先発陣を起用していることもあり、“サンダー対策”と言えるだろう。
昨シーズンも、ロケッツはユドカHCの下でシェングンとアダムズを同時起用していて、今年のプレシーズンゲームでもニューオーリンズ・ペリカンズ戦で送り込んでいた。そのペリカンズ戦で、ロケッツはトンプソン、デュラント、スミスJr.、シェングン、アダムズがいた12分5秒間で39-23と圧倒していただけに、王者相手に奏功するかは見ものだ。
「我々は、おそらくリーグ史上最も大柄なチームの1つになる」とユドカHCが話したように、今シーズン開幕戦でロケッツが送り込む5選手は全員が2メートル超えで、平均身長209センチ。しかも5人とも両腕を水平に広げた長さを指すウイングスパンが7フィート(213センチ)以上なだけに、驚異的な長さとなる。
ちなみに、ロックアウトのため50試合の短縮となった1998-99シーズンの最終戦で、ドン・ネルソンHCの下、ダラス・マーベリックスが驚愕の先発陣を送り込んでいた。1999年5月5日のシアトル・スーパーソニックス(現サンダー)戦で、196センチのヒューバート・デイビス、201センチのマイケル・フィンリー、213センチのダーク・ノビツキーとクリス・アンスティー、229センチのショーン・ブラッドリーがスターターを務めていた。
今シーズンの開幕戦でロケッツが送り込むスターターは、この時のマブスに匹敵するほどの高い布陣になるだけに必見だ。
Rockets coach Ime Udoka's starting lineup for Houston's season opener against OKC is:
Amen Thompson (6'7)
Kevin Durant (6'11)
Jabari Smith Jr. (6'11)
Alperen Sengun (6'11)
Steven Adams (6'11)Houston's starting lineup will have an average height of 6'10 😳
(via @SportsVanessa) pic.twitter.com/nA53Aesfk2
— ClutchPoints (@ClutchPoints) October 20, 2025
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