W杯アジア地区予選Window5でオーストラリア代表がアウェーでのイラン戦を棄権

　11月14日、オーストラリアのバスケットボール協会が今晩開催される「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window5のイラン戦に代表チームを派遣しないことを発表した。

　11日に行われたWindow5では、オーストラリア代表がカザフスタン代表の敵地に乗り込み、通常通りに試合が開催。97－50で快勝したオーストラリアが見事9連勝を飾ると、日本も所属するグループFの首位をキープし、Window6を残して本戦出場を決めていた。

The Australian Boomers were due to travel to Iran for a FIBA World Cup Qualifier on 15 November. Basketball Australia have conducted a thorough risk assessment in conjunction with relevant authorities and as a result we will not be sending any teams into Iran at this time.

— Basketball Australia (@BasketballAus) November 11, 2022

　しかし、今夜22時30分からイラン代表のホームで行われる試合には代表チームを派遣せず、棄権することとなった。国際バスケットボール連盟（FIBA）の声明では没収試合となり、イランが不戦勝となるとのことで、5勝4敗でグループ4位のイランは、上位3チームに与えられる本戦出場枠獲得に向けて貴重な勝ち点を手にした。

　また、オーストラリアは8月末にイランで開催された「FIBA U18アジア選手権大会2022」も辞退しており、今後はFIBAがこの問題について調査に乗り出すことを発表している。

FIBA was informed by Basketball Australia of its decision not to travel to Iran to participate in the Iran vs Australia World Cup Qualifier scheduled for Monday 14 November.

The game will be forfeited in favour of Iran.

MORE ➡️ https://t.co/eeYDxDjTbz#FIBAWC x #WinForAll

— FIBA Basketball World Cup (@FIBAWC) November 11, 2022