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8月22日(現地時間21日)、WNBAプレーオフ2022が行われ、町田瑠唯が所属するワシントン・ミスティックス(レギュラーシーズン5位)は、敵地でシアトル・ストーム(同4位)との第2戦に臨んだ。
レギュラーシーズンの上位8チームが出場し、1回戦は2戦先勝方式で行われるWNBAのプレーオフ。第1戦に83-86で惜敗したミスティックスは、第2戦にも84-97で敗れ、今シーズンを終えた。
ミスティックスを率いるマイク・ティボーヘッドコーチの試合後の会見の模様を、ワシントン・ウィザーズの公式Twitterが動画で伝えている。指揮官は「懸命に守ったが、相手は度々タフショットを決めてきた。我々のディフェンスは悪くなかったと思うが、シュートを決め切られてしまった」と悔しい敗戦を振り返った。
計4度の優勝を誇るストームは、直近の7シーズンすべてでプレーオフに進出しており、直近では2020年にリーグ制覇を達成。スー・バードやブレアナ・スチュワートなど、東京オリンピックで金メダルを獲得したアメリカ代表メンバーのうち計4人が所属している強豪チームだ。
「相手のオフェンスはすごく優秀だ。だから優勝候補なんだ。我々に対していいゲームプランを練って(このシリーズに)臨んできた。懸命に戦ったが一歩及ばなかった」
プレーオフの1回戦では第1戦、第2戦を上位シードのホームで開催。最終第3戦こそワシントンで開催予定だったが、ティボーHCも「会場の雰囲気は最高だった。ストームの組織とファンを称えたい。これがホームコートアドバンテージ(のメリット)だ」と語り、敵地での厳しい連戦で勝利をつかむことはできなかった。
また、レギュラーシーズンでは全36試合に出場し、プレーオフでも2試合でプレータイムを得た町田については、「瑠唯はシーズンを通して成長したよ。彼女の粘り強いディフェンスとパスの能力は優秀だ」と評価した。
それでも、ティボーHCは「彼女のWNBAでの将来は、オフェンス面でいかに積極的にプレーできるかにかかってくるだろう」と今後の課題についても言及し、「このリーグでどんどん活躍していくには得点力も必要だ。それが彼女にとって次のステップになる」とアドバイスを送った。