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9月14日、ヨーロッパ地域の24カ国が参加している「FIBAユーロバスケット2022」の決勝トーナメントが開催。準々決勝でフランス代表がイタリア代表と対戦した。
試合開始から積極的なオフェンスを展開するフランス。エバン・フォーニエ(ニューヨーク・ニックス)もタフショットを沈めるなど好調な立ち上がりを見せ、第1クォーターは27-20と7点のリードに成功する。
第2クォーターはお互い得点ペースが落ち、ディフェンスで競り合う時間帯に。フランスはルディ・ゴベア(ミネソタ・ティンバーウルブズ)のアリウープなどでゴール下を攻めていき、前半を38-31と7点のリードで終えた。
迎えた後半、フランスは中盤からイタリアの猛攻を受けて一気にリードが縮小。フォーニエの3ポイントシュートなどで対抗するものの、残り約1分半にレイアップを沈められ逆転を許してしまう。第3クォーター終了間際のシュートも成功せず、56-62と6点ビハインドで第4クォーターへ向かった。
なんとか点差を縮めたいフランスは、リバウンドからのセカンドチャンスで得点を重ねていく。試合時間残り16秒で75-77と2点を追いかけているところで、ゴベアのリバウンドからトマ・ウルテルがレイアップを成功して同点に。最後はイタリアの攻撃を守り切り、ゲームは延長戦に突入する。
第4クォーターで勢いに乗ったフランスは、ウルテルが得点やアシストでチームをけん引。ゴベアもフリースローをしっかりと沈めてフランスを突き放し、残り10秒にフランスの3ポイントシュートが外れて勝負あり。最終スコア93-85でフランスがベスト4進出を果たした。
勝利したフランスはウルテルが20得点8アシストをマークし、ゴベアが19得点14リバウンドでダブルダブルを達成。フォーニエなどほか3名も2ケタ得点を挙げるなど、バランスの取れたプレーを披露している。
敗れたイタリアはシモネ・フォンテッキオ(ユタ・ジャズ)がチームハイタイの21得点をマーク。第3クォーターには驚異的な追い上げを見せたが、勝利にはあと一歩届かなかった。
次戦、フランスは決勝戦の切符をかけポーランド代表と激突する。
■試合結果
フランス 93-85 イタリア
フランス|27|11|18|21|16|=93
イタリア|20|11|31|15|8|=85