2025.08.31

ユーロバスケットで2連敗を喫したドンチッチ「どの試合でも、僕らは全力を尽くしてきた」

大会2連敗スタートとなったスロベニア[写真]=fiba.basketball
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 ロサンゼルス・レイカーズルカ・ドンチッチ率いるスロベニア代表チームは、「FIBAユーロバスケット2025」のグループフェーズで2連敗スタートとなった。

 8月29日のポーランド代表戦を95-105で落としたスロベニアは、31日のフランス代表戦で26歳のスーパースターが39得点8リバウンド9アシスト2スティールと爆発。さらにエド・ムリッチが16得点8リバウンド2アシスト、クレメン・プレペリッチが15得点と続き、同点15度、リードチェンジ12度の激戦を演じるも95-103で敗れた。

 スロベニアがいるグループDでは、6カ国がそれぞれ2試合を終え、フランスとポーランドがそれぞれ2戦無敗。イスラエル代表とベルギー代表が1勝1敗で続き、スロベニアとアイスランド代表が0勝2敗。

 グループフェーズを突破して決勝トーナメントへ駒を進めるためには、4位以内に入ることが条件となる。勝利すると2ポイント、敗戦すると1ポイントが加算され、複数チームがポイントで並んだ場合は、まずは直接対決の戦績、続いて得失点差、その次に総得点の順で上位チームが決まる。

 今後スロベニアは日本時間31日の21時からベルギー戦が組まれていて、同9月3日の0時からアイスランド戦、同5日の0時からイスラエル戦が組まれており、マスト・ウィン・ゲームが続く。

 今年のユーロバスケットで大会トップの平均36.5得点を残すドンチッチは、次戦以降に向けてこう話していた。

「ゴールはこのグループから抜け出すこと。ここまではどの試合でも、僕らは全力を尽くしてきた。僕たちはスロベニアを代表してこの舞台に立っているのであって、勝つために努力して戦い続けていく。自分たちはそれができるんだと証明してきたと思っている。チームのみんなが戦っていた。今日の僕はミスをたくさんしてしまったけど、もっとうまくやれると分かっている」

 はたして、ドンチッチ率いるスロベニアはグループDで上位4チームに入り込むことができるのか、注目していきたいところだ。

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