【川崎vs新潟】連敗中の新潟が強豪相手に一矢報いるか…前田と納見の青学対決にも注目

バスケットボールキング編集部

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川崎ブレイブサンダース

2021.11.10 19:05 T.O.
試合終了
川崎市とどろきアリーナ

新潟アルビレックスBB

川崎ブレイブサンダース vs 新潟アルビレックスBB（＠川崎市とどろきアリーナ）
■11月10日19時5分

　川崎ブレイブサンダースと新潟アルビレックスBBが対戦。新潟は現在8連敗中と東地区10位に低迷しているが、強豪の川崎に一矢報いて、浮上のきっかけをつかみたい。

　なかなか勝ち星に恵まれない新潟。だが、10月27日のアルバルク東京戦のように残り20秒で逆転されるまでリードするなど、僅差で敗れるケースが多いのが今シーズンの特徴だ。ただ見方を変えれば一方的に敗れるのではなく接戦には持ち込めており、試合内容はポジティブにとらえたいところ。平岡富士貴ヘッドコーチが目指す、激しいディフェスから勝機をつかみ取るスタイルを川崎相手に遂行できるか。

　対する川崎はここまで8勝3敗と東地区のライバルたちと首位争いを繰り広げている。ニック・ファジーカス、藤井祐眞という2枚看板は健在で、前節の富山グラウジーズとの第1戦ではファジーカスが27得点、藤井が23得点8アシストと大爆発、チームを勝利に導いた。

　そんな川崎にあえて注文をつけるとすれば、連勝数が伸ばせていないところ。現在の3連勝が今シーズンの最長となるが、2連戦での1勝1敗が目につく。ただ、ここから代表戦のバイウィークを迎えるまで、一気に貯金を増やして順位争いの面でもアドバンテージをつかみたい。

　今回の対戦では、川崎の前田悟と新潟の納見悠仁の青山学院大学出身の2人を注目選手としてピックアップしたい。学年では前田が1つ上だが、ともに若手としてチームに活力を与えるプレーを見せている。前田は控えながらここ一番のシュート力が魅力。一方納見は先発ポイントガードとしてスピードのあるボールプッシュを見せている。彼らの活躍いかんで勝敗が決するかもしれない。

■ロスター
・川崎（HC：佐藤賢次）
藤井祐眞
 篠山竜青
 増田啓介
 前田悟
 鎌田裕也
 綱井勇介
 ニック・ファジーカス
 マット・ジャニング
 熊谷尚也
 長谷川技
 パブロ・アギラール
 ジョーダン・ヒース