2017.02.24
B1リーグ第20節第1戦、第2戦が2月18日に各地で行われた。
前日100点ゲームで大敗を喫した仙台89ERSは、滋賀レイクスターズに95-72と大差を付けて雪辱を果たした。ハーフタイム時点で45-40とリードした仙台は、後半さらに怒とうのオフェンスを展開。第3クォーターに石川海斗とチリジ・ネパウエがともに7点を挙げるなど24点を積みあげ、最終クォーターでもネパウエの11点を含む26得点を挙げ勝負あり。終わってみれば全クォーターで上回った仙台の完勝となった。
東地区4位のレバンガ北海道は、西地区首位のシーホース三河を相手に、敵地で前日のリベンジを果たした。最初の10分間を16-12とし幸先良くスタートした北海道は、続く10分間でも21-13とリードを拡大。第3クォーターに4点差まで詰め寄られるも、最終クォーターでは折茂武彦が1人で12得点を挙げるなど大爆発。チームとしても25点を上乗せし、三河を振りきった。新加入のジョーダン・バチンスキーも14得点9リバウンドとまずまずの活躍を見せている。
千葉ジェッツは持ち前のオフェンス力を発揮して名古屋ダイヤモンドドルフィンズを撃破。勝負の分かれ目となったのは第2クォーターだった。千葉は第1クォーターで22-25とビハインドを背負うも、第2クォーター開始35秒で3ポイントを決めたタイラー・ストーンが、その後も次々とネットを揺らす。この10分間だけで18ポイントを挙げ、チームも47-34と大量リードを奪った。その後も危なげない試合運びで着実に加点した千葉が最終スコア94-75で逃げきった。ストーンは31得点13リバウンドと圧巻のパフォーマンスでチームをけん引した。
先着4000名にTシャツを配布するという一大イベントをホームアリーナで実施した秋田ノーザンハピネッツは、会場をピンクに染めたブースターの後押しを受け、横浜ビー・コルセアーズに快勝した。第1クォーターからエンジン全開で25点を挙げると、第3クォーターでは失点を11点に抑えるなど攻守の歯車ががっちりかみ合い、相手に付け入る隙を与えないまま84-60で勝利を収めた。秋田は14点の田口成浩を筆頭に5選手が2ケタ得点をマークするなど様々な選手が見せ場を作った。
【試合結果】
仙台89ERS 95-72 滋賀レイクスターズ
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 75-94 千葉ジェッツ
秋田ノーザンハピネッツ 84-60 横浜ビー・コルセアーズ
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