2017.04.27

今季最後の“神奈川ダービー”、横浜は残留PO回避へ金星なるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 1月末から欠場が続いていた川崎ブレイブサンダースライアン・スパングラーが、サンロッカーズ渋谷との前節1戦で約2カ月半ぶりにコートに立った。20分弱の出場で7得点2スティール2ブロックとまずまずの出来。18得点5アシストの篠山竜青らとともに、チームの勝利に貢献した。ただ、2戦目は14得点7リバウンドと数字を伸ばしながらもチームは敗戦。これで10敗目となったが、1ゲーム差で追っていたシーホース三河も1敗を喫したため、リーグ全体の首位はキープしている。

 今節は横浜ビー・コルセアーズとの今季最後の“神奈川ダービー”だ。その横浜は、新潟アルビレックスBBとの1戦目で敗れて10連敗。第4クォーターに一時逆転して接戦に持ちこんだが、その後オフェンスリバウンドを立て続けに奪われたのが痛かった。しかし2戦目は、第1クォーターのリードを終盤に追いつかれながらも、相手のファウルトラブルにも助けられて逃げきった。リーグ全体の14位まで1ゲーム差に縮め、残留プレーオフ回避に望みをつないだ。

 横浜はジェフリー・パーマー川村卓也が好調。特に川村はアシストも多く、3ポイントの確率を改善して川崎から金星獲得を目指す。

文=吉川哲彦

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