2017.05.22

準決勝で姿を消した三河、主将の橋本竜馬「この敗戦を糧に前へ進む」

主将としてチームを引っ張った三河の橋本 [写真]=B.LEAGUE
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 シーホース三河は5月21日にブレックスアリーナ宇都宮で行われたB.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2016-17のセミファイナル第2戦で、栃木ブレックスを相手に65-63で勝利。しかし、続く5分間前後半の“第3戦”に12-14で敗れ、CS敗退が決まった。

 主将としてチームを引っ張った橋本竜馬は、次のように試合を総括する。「本当に素晴らしい、お互いのプライドをかけた試合だった。最後の部分で栃木さんの執念を見せつけられたという印象。すべて出しきったのですが、本当に少しのところで負けてしまったと思う」

 第3戦の試合終了間際に攻めこまれた場面については「リードしていながらも焦ってしまった」と明かし、「その時(残り29秒)にプレーを託された比江島(慎)がミスをしましたが、決して彼だけが悪いわけではない。そこをコントロールできなかった僕の責任でもあると思う」と、主将としての責任感を口にした。

 ファイナル進出、そしてBリーグ初代王者を逃したものの、橋本は「この敗戦を糧にまた前へ進んでいかなければいけない。『このようなアリーナで次は栃木を倒すんだ』という気持ちが出てきた」と決意を述べた。

 目標に届かず、一足早くBリーグ初年度に幕を下ろした三河。橋本は「たくさんの方々の尽力があってバスケができていることを感じた。また、ファンやブースターの方々の声援がこのBリーグをより大きくしていくと思うし、バスケットボール全体が盛りあがってくれればいいと願っている。それを担う一端として、僕もがんばっていきたいと思う」とシーズンを振り返り、今後の意気込みを語った。

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