2017.12.09

同一カードで連勝したいアルバルク東京、新加入のレーンがどのような役割を果たすか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 地区首位同士の対戦でシーホース三河の連勝を止めたものの、3節連続で1勝1敗となり足踏みが続くアルバルク東京千葉ジェッツが1勝差に迫る中、次節以降は東地区同士の対戦が続くだけに、今節の大阪エヴェッサ戦は連勝しておきたいところだ。

 三河戦1戦目の勝利は、残り1分を切って同点に追いつかれる際どい勝負。最後に決勝点を挙げたのは、比江島慎とのエース対決で注目された田中大貴だった。この試合で15得点5アシストの田中は、2戦目も14得点8アシストでチームをけん引。敗れたとはいえ、エースの面目躍如たる活躍だった。

 それに対し、大阪は西宮ストークス戦で連勝。ジーノ・ポマーレ熊谷尚也といった中軸に加え、1戦目では合田怜、2戦目では木下博之とガード陣の得点力も目立った。また、2戦目ではデイビッド・ウェアがいずれも今季最多の20得点14リバウンドで貢献している。今季初の同一カード連勝で西地区4位に順位を上げ、今節は勢いを加速させるための戦いになる。

 A東京はランデン・ルーカスをインジュアリーリストに登録し、ブレンダン・レーンを獲得。今後を占う上で、レーンがどのような役割を果たすかは重要なポイントだ。

文=吉川哲彦

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