2018.02.11

今季の対戦は1勝1敗、三遠ネオフェニックスはドジャーの奮起に期待がかかる

 1勝1敗が4節続いていたシーホース三河が久しぶりに同一カード連勝。2月はすべてホームゲームということもあり、“貯金”を一気に増やすチャンスだ。

 前節の栃木ブレックス戦は1戦目が4点差、2戦目が3点差といずれも接戦だった。1戦目では金丸晃輔がフリースロー11本をすべて決めるなどして32得点。スターターに復帰した橋本竜馬は2戦目で14得点と存在を誇示した。桜木ジェイアールは2戦ともダブルダブルと、相変わらず抜群の安定感だ。

 それに対し、中地区3位復帰を狙った三遠ネオフェニックスにとって前節の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦の1勝1敗という結果は痛かった。1戦目は田渡修人が3ポイント8本を含む30得点をマーク。今季90点台も1度しかないチームが103得点を挙げる原動力となった。しかし、2戦目は前半に47得点を挙げたにもかかわらず、第3クォーターで8得点と失速。サイズの有利も活かしきれず、前半の20点リードを失う逆転負けを喫した。

 今季は平日開催で2度対戦して1勝1敗の五分。第13節にアウェーで逆転勝利を収めている三遠としては、その試合17得点で勝利の立役者となったロバート・ドジャーの奮起に期待したい。

文=吉川哲彦

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