2019.02.02

新潟アルビレックスBBはここが踏ん張りどころ、古巣との対戦を迎える渡辺竜之佑に期待

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新潟アルビレックスBBvs琉球ゴールデンキングス(@シティホールプラザアオーレ長岡)
第1戦:2月2日15時5分、第2戦:2月3日13時5分

 地区首位同士の新潟アルビレックスBB琉球ゴールデンキングスが、今季レギュラーシーズン最初で最後の対戦を迎える。

 前々節まで9連勝と波に乗っていた新潟。前節は1月負けなしの10連勝を懸け敵地で川崎ブレイブサンダース戦に臨んだが、66-71で敗れ久しぶりに土をつけられた。第1クォーターは先行されながらもついていくと、次の10分間で逆転して5点リードで前半を折り返す。しかし、第3クォーターは残り5分を切った時点からノーゴールに抑えこまれ、同クォーターを8-22で終了。第4クォーターは一時2点差まで詰め寄る粘りを見せたが、要所で辻直人ニック・ファジーカスに決められ、結局第3クォーターのビハインドが最後まで響いた形となった。

 前節、京都ハンナリーズのホームに乗りこんだ琉球も接戦を落とした。1点を争う第4クォーター終盤、痛恨のアンスポーツマンライクファウルでリードを4点に広げられると、3ポイントを狙った次の攻撃では、並里成のパスが岸本隆一に合わずターンオーバー。勝負どころでミスが出て、今シーズン2度目の連敗を喫した。

 新潟は今節、ホームに戻っての2連戦。結果次第では川崎に1勝差まで迫られるだけに、ここが1つの踏ん張りどころと言っていいだろう。川崎戦ではダバンテ・ガードナーが30得点、ラモント・ハミルトンが14得点を挙げ、ペイントエリア内での得点は相手の24点に対し、44点と大きく上回った。しかし、残りの得点者が柏木真介五十嵐圭のみという結果に。リーグナンバーワンの守備力を誇る琉球を崩すには、コートに入った全員がリングへアタックする姿勢を見せなければならない。古巣との対戦となる渡辺竜之佑には、現在4試合連続スタメン出場中の勢いままに攻撃でもチームに活力を与えてほしい。

 琉球もこれ以上の連敗は許されない。今季結成された並里、岸本、石崎巧橋本竜馬による“ポイントガードカルテット”が相手のベテランガード陣の体力を徐々に奪い、後半に引き離したいところ。また、前節で約1カ月ぶりの1ケタ得点にとどまったジェフ・エアーズの出来も勝敗を左右するだろう。

■ロースター
・新潟(ヘッドコーチ:庄司和広)
山口祐希
柏木真介
五十嵐圭
髙橋浩平
鵜澤潤
石井峻平
渡辺竜之佑
森井健太
上江田勇樹
池田雄一
ラモント・ハミルトン
ダバンテ・ガードナー

・琉球(ヘッドコーチ:佐々宜央)
石崎巧
橋本竜馬
並里成
金城茂之
須田侑太郎
ジェフ・エアーズ
岸本隆一
寒竹隼人
田代直希
アマンゼ・エゲケゼ
アイラ・ブラウン
ジョシュ・スコット(インジュアリーリスト)
古川孝敏
ケビン・ジョーンズ

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