2019.05.30

金沢武士団、B3リーグ参戦決定…中野代表取締役社長「堅実に歩んでまいります」

2019-20シーズンはB3リーグを舞台に戦うことになる金沢 [写真]=B.LEAGUE
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 金沢武士団は5月30日、「B3リーグ公式試合参加資格審査・入会審査」合格を発表した。

 利益基準充足の妥当性が確認できずB2ライセンスが不交付となった金沢。B3リーグの公式参加資格審査と入会審査でも継続審議となっていたものの、「B3リーグによる運営会社の経営状況の毎月の確認や、経営基盤強化のための対応などを受け入れることを条件」にB3のライセンスが交付された。

 中野秀光代表取締役社長はチームの公式HPで次のようにコメントした。

「金沢武士団に関わっている全ての皆さまと、石川県民の皆さま、そして日本のバスケットボール界を発展させる為に尽力されている全ての皆さまに、ご心配をおかけしました事を改めてお詫び申し上げます。リーグ関係者の皆さまには、自分事のように金沢武士団の為に全力でサポートいただきました」

「ブースターの皆さま、後援会の皆さま、協賛各社、石川県バスケットボール協会、行政、メディア関係者、株主の皆さまは、B2ライセンス不交付の発表以来、物心両面にわたり多大なご支援をいただきました。心より感謝を申し上げます」

「短い期間で多額な資金の目処を立てなくてはならない中、試合会場での募金活動、クラウドファンディングでのご支援、直接事務所に支援金をお持ち下さった方々、頑張って下さいと親子で支援金を渡してくださった方、その光景は一生忘れる事はありません。以前より金沢武士団の方針である『スポーツを通した街作り』に共感していた県外の方が石川県に引っ越しし、毎日支援の為に動いていただいている事は、今までの人生で経験がありません」

「また、ツエーゲン金沢様、PFUブルーキャッツ様をはじめとする石川県のスポーツチームより、感謝仕切れない程のサポートをくださった事も私どもの力となりました。金沢武士団は皆様の深い愛情と想いを受け止め、堅実に歩んでまいります。これからも引き続き、ご支援・ご声援を宜しくお願いいたします」

 なお、2019-20シーズンのB3加盟クラブは岩手ビッグブルズ、埼玉ブロンコス、東京サンレーヴス、東京八王子ビートレインズ、金沢、岐阜スゥープス、ベルテックス静岡、アイシン・エィ・ダブリュ アレイオンズ安城、豊田合成スコーピオンズ、トライフープ岡山、佐賀バルーナーズ鹿児島レブナイズの計12クラブとなる。

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