2020.02.14

浮上のキッカケを作りたい島根スサノオマジックをホームで迎える中地区首位の川崎ブレイブサンダース

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川崎ブレイブサンダース vs 島根スサノオマジック(@とどろきアリーナ)
第1戦:2月15日19時5分、第2戦:2月16日16時5分

 前節では宇都宮ブレックスとの連戦を1勝1敗とした川崎ブレイブサンダース。アウェイに乗り込んだ初戦は、第2クォーターで7点のリードを奪うと、点差をキープしたまま第3クォーターを終える。しかし第4クォーターでは宇都宮の追い上げに遭い、苦しい状態に。それでもこの試合22得点を挙げた藤井祐眞や21得点9リバウンドのニック・ファジーカスなどの奮闘もあり、74―72で逃げ切った。また、この試合はジョーダン・ヒースも15得点10リバウンドとダブルダブルの数字をマークし、勝利に貢献した。

 続く第2戦も前半を10点のリードと第1戦同様、先に主導権を握った川崎。しかし後半は、前日とは逆に連敗を避けたい宇都宮の前に得点が停滞する。じりじりと点差を詰められると、第4クォーターでは逆転を許してしまった。結局、その後も激しいディフェンスを見せる宇都宮の前に得点が伸びず、最後は67―76で敗れた。

 それでも川崎は28勝9敗と中地区では断トツの1位。その川崎と第23節で対戦するのは、西地区で最下位と苦しんでいる島根スサノオマジックだ。

 だが島根は、前節の新潟アルビレックスBB戦で初戦に勝利して連敗を脱出。ブライアン・クウェリの23得点10リバウンドを始め、ロバート・カーターの19得点14リバウンドに相馬卓弥の20得点と3人が2ケタ得点を挙げると、試合は第2クォーターで逆転に成功しての勝利だった(75―60)。

 しかし、続く第2戦では第1クォーターからリードを許すと、前半を終えて17得点ビハインドとなる。第3クォーターこそ点差を8点に詰めたが、相手の3ポイントシュートも的確に決まり、第4クォーターでは新潟に大量得点を許して82―93で敗れた。

 第2戦こそ敗れたが、初戦では指揮官交代もあった中で連敗をストップ。現在は11勝26敗で西地区の最下位だが、上昇の兆しも見えてきた。

 第23節では中地区1位を相手にどんなプレーを見せるのか。一方、ホームコートで島根の挑戦を受けて立つ川崎は、インサイドからアウトサイドまでコンスタントに得点が取れる強みを生かして連勝を飾りたいところだ。

■ロースター
・川崎(ヘッドコーチ:佐藤賢次)
藤井祐眞
林翔太郎
青木保憲
篠山竜青
増田啓介※特別指定
辻直人
鎌田裕也
マティアス・カルファニ※インジュアリーリスト
ニック・ファジーカス
ジャマール・ソープ
大塚裕土
熊谷尚也
長谷川技
ジョーダン・ヒース
水野幹太

・島根(ヘッドコーチ:鈴木裕紀)
佐藤公威
後藤翔平
ロバート・カーター
山下泰弘
北川弘
坂田央
阿部諒
相馬卓弥
納見悠仁※特別指定
大﨑翔太※特別指定
安部潤
ドゥワン・サマーズ
ブライアン・クウェリ
頓宮裕人
神里和

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