卜部兼慎がB1三河からB3岐阜へ移籍…「皆さんの声援によってすごく戦いづらかったのを覚えています」

　B3リーグに所属する岐阜スゥープスは7月2日、B1リーグのシーホース三河から自由交渉選手リストに公示されていた卜部兼慎と、2024－25シーズンの選手契約に合意したことを発表した。

　兵庫県出身で現在29歳の卜部は、189センチ90キロのスモールフォワード。東海大学からアイシンAWアレイオンズ安城（当時B3）に入団し、豊田合成に移籍した2022－23シーズンは3ポイント成功率37.7パーセントを記録。そして昨年6月に自身初のB1の舞台であるシーホース三河に加入したが、今シーズンはリーグ戦4試合の出場にとどまった。

　今回の発表に際し、卜部とクラブは公式サイトを通じて以下のコメントをしている。

▼卜部兼慎
「SWOOPYの皆さま、はじめまして！！シーホース三河から移籍して参りました卜部兼慎です。まずは、岐阜スゥープスの一員になれたこと、チーム関係者の方々に感謝いたします。岐阜スゥープスとはB3に所属していたときに何度か対戦もあり、アウェイで対戦する時はSWOOPYの皆さんの声援によってすごく戦いづらかったのを覚えています。2024－25シーズンは、今まで以上に会場が揺れるくらいの大声援で私たちの背中を押してください。お願いします！！また、大学の先輩であるヤスさん（小林HC）のバスケットボールを、大学の同級生である永太郎とともにプレイできることが楽しみでしかないです」

▼クラブコメント
「このたび、卜部兼慎選手と選手契約が合意となりましたことをご報告させて頂きます。卜部選手は東海大学を卒業後、アイシンアレイオンズ、豊田合成スコーピオンズ、そして昨シーズンはB1クラブであるシーホース三河で活躍した選手です。卜部選手の最大の特徴は、高身長ながらも確率の高い3Pシュート、そしてポジションレスに対応できる高いディフェンス力です。また、高い身体能力を持っていることは当然ながら、彼の一番の魅力は、ひたむきにバスケットボールに向き合う姿勢とその人間性だと感じています。2024－25シーズン、岐阜スゥープスというクラブで卜部選手の能力がチーム全体のレベルを上げ、次のレベルへとステップアップするための重要な原動力となることを期待しています。卜部選手の応援をよろしくお願いいたします」