ゴール下を支配したA千葉が信州に大勝…悲願のB1昇格にはあと“1勝”／B2プレーオフ

リバウンドを制したA千葉がファイナル進出に王手／写真はQFの熊本戦[写真]=B.LEAGUE

　5月10日、千葉ポートアリーナで「りそなグループ B2 PLAYOFFS 2024－25」セミファイナルが開催。ホームのアルティーリ千葉（東地区1位）が信州ブレイブウォリアーズ（同3位）との第1戦に臨んだ。

　試合が始まると、前田怜緒やブランドン・アシュリーらが次々と得点を沈め、31－18とA千葉の13点リードで最初の10分間を終了。第2クォーターでもA千葉のペースは変わらず、トレイ・ポーターのダンクでダブルスコアに到達する場面も。要所では木田貴明が3ポイントシュートを炸裂し、52－31でハーフタイムに突入した。

　後半でもA千葉の勢いは継続。ブランドン・アシュリーやデレク・パードンらがインサイドを攻め立てると、71－45と優勢を保って第4クォーターへ。最後の10分間でもA千葉は3ポイントをテンポ良く沈めていき、最終スコア83－59で白星を先取した。

　ファイナル進出、そして悲願のB1昇格にあと1勝に迫ったA千葉は、アシュリーが15得点12リバウンド4アシスト、パードンが11得点13リバウンド4アシスト、木田が12得点をマーク。総リバウンド数では63－34と信州を圧倒し、ホームのファンに快勝を届けた。

　敗れた信州は、石川海斗が20得点、ペリン・ビュフォードが14得点12リバウンド3アシスト、ウェイン・マーシャルが10得点10リバウンドを記録。第1戦は終始A千葉のペースに飲まれる形となったが、明日の第2戦では反撃の狼煙を上げられるだろうか。

■試合結果
アルティーリ千葉 83－59 信州ブレイブウォリアーズ（@千葉ポートアリーナ）
A千葉｜31｜21｜19｜12｜＝83
信州｜18｜13｜14｜14｜＝59