2025.07.28

小泉今日子が朗読…佐藤卓磨が手がけた絵本が東京初披露

小泉今日子さんが佐藤卓磨作の「ぼくはキリン」を朗読 [写真]=土屋貴章(303BOOKS)
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 名古屋ダイヤモンドドルフィンズが展開する社会的貢献活動「Dolphins Smile」の一環である「子ども支援COCOプロジェクト」において、佐藤卓磨が手がけた絵本『ぼくはキリン』が、東京で初めて読み聞かせの場に登場した。

 イベントは、女優の小泉今日子さんが主宰する株式会社明後日の10周年企画「asatte RALLY 2025『あさってさんといっしょ!はじめてのイベント!』」として、都内で開催された。ニシオカ・ト・ニールさんの紙芝居や絵本の読み聞かせが行われるなか、佐藤が制作した『ぼくはキリン』(作・佐藤卓磨、絵・カワダクニコ 発売:303BOOKS)も紹介され、家族連れを中心とした来場者が耳を傾けた。

 この作品は、佐藤が自らの社会貢献活動「シュガプロ(シュガのプロジェクト)」の一環として制作したもので、子どもたちに元気や勇気を届けるメッセージが込められている。名古屋ではこれまで何度か読み聞かせの機会があったが、東京での披露は今回が初となった。

 この日の読み聞かせでは、小泉さん本人が『ぼくはキリン』を朗読。参加した子どもたちや保護者が真剣な表情で聞き入り、絵本の世界に引き込まれる様子が見られた。小泉は「参加型」の朗読を意識し、登場キャラクターの声や抑揚を巧みに使い分けながら、物語を臨場感たっぷりに届けた。

 イベント終了後、小泉さんは以下のコメントを寄せてくれた。

イベント終了後に小泉さん本人からコメントも [写真]=土屋貴章(303BOOKS)

「私は大人に向けて本や詩を読んだり、番組でナレーションをしたりと、いろんなタイプの朗読をする機会があります。

 その時々で求められるものは違いますが、子どもさんたちに絵本を読むときは『参加してもらう』ことを心がけています。

『ぼくはキリン』はお母さんやお父さんも含めて、読むと元気が出る絵本だと思います」

 絵本を通じて広がるつながりと笑顔。それは佐藤卓磨の想いと、小泉今日子さんの表現力、そして名古屋ダイヤモンドドルフィンズの社会貢献の歩みが重なった、あたたかな時間であった。

協力=名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

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