2025.05.07

名古屋Dの佐藤卓磨が右膝前十字靭帯損傷…近日中に手術、全治8~10カ月の長期離脱へ

名古屋ダイヤモンドドルフィンズの佐藤卓磨[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 5月7日、B1中地区4位で2024-25シーズンを終えた名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、佐藤卓磨が全治8~10カ月の「右膝前十字靭帯損傷」と診断されたことを発表した。

 北海道出身で5月10日に30歳の誕生日を迎える佐藤は、197センチ93キロのシューティングガード兼スモールフォワード。日本代表に選出された経験を持ち、2023-24シーズンから名古屋Dに移籍した。

 在籍2年目となる今シーズンは自己最多となるB1リーグ戦58試合に出場。1試合平均5.2得点、2.2リバウンド、1.0アシスト、3ポイント成功率39.2パーセントをマークしていた。

 しかし、今シーズン10度目の先発出場を果たした第35節GAME2・三遠ネオフェニックス戦の第4クォーター残り2分、ディフェンス時にバランスを崩して転倒。そのまま負傷交代となり、最終節の2試合を欠場していた。

 なお、「右膝前十字靭帯損傷」と診断された佐藤は、近日中に手術を受けることになり、10日に予定されているファン感謝イベントを欠席することも決定。

 今回の発表に際して、佐藤は次のようにコメントした。

「今シーズンも熱い応援、本当にありがとうございました。シーズン終盤に大きな怪我を負い、ドクターから手術が必要だと告げられた際には、正直なところ、すぐには現実を受け入れることができずに感情の揺れる日々が続いておりました。それでも、チームメイトをはじめ、スタッフや家族、そしてファンの皆さまの支えがあることを身にしみて感じることができ、『手術』そして『リハビリ』という長く険しい道のりにしっかりと挑む覚悟を持つことができました。この困難を乗り越える精神力が自分にはあると信じています。今後はメディカルチームと力を合わせて、一歩一歩前に進んでいきます。また、皆さまが作ってくださるあの最高の雰囲気のコートに戻りたい。そして、戻る時には前よりも良く、さらに強くなった自分の姿をチームや仲間、応援してくださる皆さまにお見せしたいと思っています。来シーズンも、ドルフィンズはリーグ優勝を本気で目指します。僕もその一員として再びコートに立てるよう、今できることに全力で取り組んでまいります。これからもご声援のほど、よろしくお願いいたします」

佐藤 卓磨の関連記事

名古屋ダイヤモンドドルフィンズの関連記事

Bリーグの関連記事

BASKETBALLKING VIDEO