2025.07.30

日本航空北海道が女王破る金星…京都精華学園はインハイ4連覇ならず敗退

初のインハイ準決勝進出を果たした日本航空高校北海道[写真]=小沼克年
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 7月30日、高校バスケ夏の日本一を決める「令和7年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(インターハイ)」女子準々決勝がジップアリーナ岡山で行われ、日本航空高校北海道(北海道)が58-55で京都精華学園高校(京都府)に勝利。3年連続夏冬連覇中だった絶対女王がベスト8で姿を消すことになった。

 先行したのは京都精華学園だった。満生小珀を中心に分厚い選手層でプレッシャーを強めて25-33で折り返した。第3クォーターも10-16と京都精華学園がリードを広げたが、14点差で突入した第4クォーターに日本航空北海道が猛追。世代別日本代表に選出されてきた庵原有紗と、司令塔の中村泉咲がけん引し、残り1分でついに逆転。最終盤の攻防も主導権を握ったまま、巧みに女王をかわした。

 個人スタッツでは、日本航空北海道の庵原が22得点10リバウンド3スティール、中村が16得点6アシスト、ファトゥマタカマラが8得点12リバウンド1ブロックを記録。京都精華学園はンガルラムクナリヤがチーム最多21得点、満生と吉田ひかりが9得点を挙げたが、チーム全体でターンオーバー18本をマーク。苦しい時間帯に立て直せなかった。

 京都精華学園は2022年からインターハイ3連覇中だったが、準々決勝で敗れ4連覇ならず。同年から続く夏冬連覇も3年連続で途切れることになった。

■試合結果
京都精華学園 55-58 日本航空北海道
京都精華|12|21|16| 6|=55
航空北海|10|15|10|23|=58

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