2025.08.13
一般財団法人全日本大学バスケットボール連盟(JUBF)主催の世界各国からトップレベルの大学男子バスケットボールチームが参戦する「World University Basketball Series 2025」(以下、WUBS 2025)が、8月9日から11日の3日間にかけて国立代々木競技場第二体育館(東京都)で開催された。
今回で4回目を迎えたこの大会は、アジアの大学バスケットボール界がより高みを目指すために、2022年に新設された単独大学チームによる国際バスケットボール選手権。オーストラリアのシドニー大学、韓国の高麗大学、チャイニーズ・タイペイの国際政治大学、香港の香港大学、フィリピンのフィリピン大学と昨年大会チャンピオンのデ・ラサール大学が来日。そして日本からは日本体育大学と日本学生選抜が出場し、8チームでトーナメント方式で優勝を争った。
大会初日に4試合が行われ、日本勢は日本学生選抜が香港大学に98-31で大勝し、日本体育大学はシドニー大学と最後まで1点を争う展開で65-64で勝利し盛り上がりを見せた。
大会2日目は。トーナメントで勝ち上がった日本学生選抜がデ・ラサール大学と、日本体育大学は高麗大学と対戦。勝利すれば決勝戦へ駒を進める準決勝で両チームとも敗れた。
大会最終日には5位決定戦、3位決定戦、そして決勝が行われた。日本勢の対戦となった3位決定戦では、日本体育大学が先手を許すも第3クォーターで一気に逆転し勝利をおさめ銅メダルを獲得した。決勝戦は前回大会と同じ対戦カードとなった。試合は高麗大学が前半から大きくリードを奪い、最終クォーターに食らいつくデ・ラサール大学を振り切り昨年の雪辱を果たした。
大会MVPには、初戦で23得点3スティール、準決勝戦で19得点4スティール、決勝戦では21得点3アシストの活躍で優勝に貢献した高麗大学3年のムン・ユヒョンが受賞。また、大会最終日に行われた3ポイントシュートコンテストでは日本体育大学の石川響太郎がチャンピオンに輝いた。
<8月9日>
GAME1 国立政治大学 84-89 デ・ラサール大学
GAME2 香港大学 31-98 日本学生選抜
GAME3 シドニー大学 64-65 日本体育大学
GAME4 フィリピン大学 71-75 高麗大学
<8月10日>
GAME5 国立政治大学 102-48 香港大学
GAME6 シドニー大学 96-77 フィリピン大学
GAME7 デ・ラサール大学 88-75 日本学生選抜
GAME8 日本体育大学 54-68 高麗大学
<8月11日>
5位決定戦 国立政治大学 77-67 シドニー大学
3位決定戦 日本学生選抜 72-86 日本体育大学
決勝戦 デ・ラサール大学 85-95 高麗大学
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