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6月25日、オランダでの「FIBA 3x3 ワールドカップ2019」を戦った男女日本代表が帰国。羽田空港でメディアの取材に応じた。
伊集南(デンソー アイリス)、栗林未和(富士通 レッドウェーブ)、宮下希保(アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス)、馬瓜ステファニー(トヨタ自動車 アンテロープス)のWリーガー4人で大会に臨んだ女子代表は、開幕からフランス、スイス、オーストラリアを相手に3連敗。予選最終戦こそアンドラを17-5で下したものの、1勝3敗、20チーム中13位の成績で世界大会を終えた。
馬瓜にとっては「世界との差」を痛感させられた大会になったという。開幕3連敗はいずれも2点差での惜敗となったが、「『その最後の2点はラッキーシュートなどではなく、それまでの間に何があったか』と(トーステン・ロイブルディレクター)コーチに言われました。気持ちの部分で海外の強さをすごく感じて、そこで押され負けてた自分たちはもっと変わっていかないといけないと思います」と振り返った。
今大会はメダル獲得を目標に掲げながらも早々に敗退。馬瓜の目標は「チームを勝たせられる選手になる」ことだ。「初戦はすごく戦えていたと思いますが、自分のドライブを抑えこまれた時にもっと他に戦い方があるんじゃないかなと。もっと幅を広げていけたらいいと思います」
10月には“本職”でもあるWリーグの開幕が控えており、約1年後には2020年東京オリンピックが開催される。5人制と3人制の両立には「慣れてきた」ようで、「3x3でオリンピックに出るにはポイントが必要なので、大会などに出て(ポイントを)しっかり取っていきたいなと。その中でチーム、(5人制)代表活動にも参加できればいいなと思っています」と今後の展望を語った。