2018.01.06

JX-ENEOSがトヨタ自動車に快勝し、優勝へ王手をかける/皇后杯準決勝第1試合

ドライブに3ポイントなど多彩な方法で得点した宮澤[写真]=山口剛生
バスケ情報専門サイト

 1月6日、さいたまスーパーアリーナで「第93回天皇杯・第84回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルラウンド(男女準々決勝~決勝)の女子準決勝が行われた。第1試合はJX-ENEOSサンフラワーズはトヨタ自動車アンテロープスと対戦した。

 第1クォーター、JX-ENEOSは大崎佑圭や渡嘉敷来夢らの得点により、9-0とリードを奪う。トヨタ自動車は同クォーター残り6分20秒、大神雄子のジャンプシュートでようやく初得点を挙げるも、JX-ENEOSの勢いは止まらず、24-9の15点リードで同クォーターを終える。

 第2クォーターに入ると、トヨタ自動車が攻防両面で追い上げ開始。オフェンス面では7選手が得点し、ディフェンスではJX-ENEOSから8本のターンオーバーを誘い、このクォーターのスコアでは14-13と相手を上回った。前半は37-23と、JX-ENEOSの14点リードで折り返す。

両チームによるリバウンド争いは、JX-ENEOSに軍配[写真]=山口剛生

 後半に入ると、トヨタ自動車が徐々に点差を詰めていく中、残り約5分にJX-ENEOSの吉田亜沙美が右足首を痛めてベンチへ。ゲームメイクやディフェンス面で光るプレーを見せていた吉田不在というピンチに奮起したのが、宮澤夕貴と宮崎早織。宮澤は得点面で、宮崎が吉田に代わりゲームメイクでカバーし、第3クォーターを終えて61-43と、リードを18点に広げてみせた。

 第4クォーター。吉田がコートに戻ったJX-ENEOSが加点する一方、トヨタ自動車は開始から約5分間、得点できずに点差は広がり、最終スコア78-52でJX-ENEOSが勝利し、優勝へへ王手をかけた。

【試合結果】
JX-ENEOSサンフラワーズ 78-52 トヨタ自動車アンテロープス(@さいたまスーパーアリーナ)
JX-ENEOS |24|13|24|17|=78
トヨタ自動車| 9|14|20| 9|=52

BASKETBALLKING VIDEO