2019.04.12

舞台やテレビでおなじみの副島淳さんが三遠の応援アンバサダーに就任「もっともっとBリーグに貢献したいです!!」

高校時代は太田敦也選手のチームメイトとして全国大会にも出場した副島淳さん [写真]=三遠ネオフェニックス
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三遠ネオフェニックスが「Get Fired Up!3月ホーム10連戦!30,000人で迎え撃て!」のスローガンのもと、ホームアリーナを盛り上げ、ファンをたくさん呼び込み企画を展開した。この応援アンバサダーに就任したのがタレントの副島淳さん。アフロエアがトレードマークの副島さんは舞台俳優だけでなく、テレビのレポーターとしても忙しい日々を送っている。そんな副島さんは千葉県柏市立柏高校時代に三遠の太田敦也選手のチームメイトとして、全国大会にも出場したバスケットプレーヤーだったのをご存じだろうか? 

「その縁で応援アンバサダーに?」と思いきや、実は三遠のジョシュ・チルドレスとの“アフロヘア”つながりで、白羽の矢が立ったという。今回、3月30日に来場した副島さんにお話をおうかがいすることができた。自身も大学までプレーしただけに、副島さんの“バスケ愛”にあふれる内容となった。

国内でのバスケットボールの盛り上がりに「夢のようです」

3月10日と30日、副島さんが会場を盛り上げた [写真]=三遠ネオフェニックス

――現在のBリーグの盛り上がりをバスケ経験者としてどのようにご覧になられていますか?
副島
 率直に、びっくりしています。驚いています。ホントに「こういう日が来るなんて」、ということで、バスケットって人気はあるんですけど、どうしてもマイナースポーツというイメージを脱していなかった中で、3年前からこのBリーグが立ち上がって、本当に多くの方々に老若男女問わず見ていただけるようになって。夢のようですね。

――Bリーグのエンターテイメント、試合会場の演出についての感想は?
副島
 やはり選手のプレーを見にいくというファンの方がたくさんいると思うんですけど、演出という面でいうと、すごく間口が広がった、エンタテインメント性を載せるだけでもっともっといろんな人に見ていただけると思っています。応援だったり、オープニングアクトだったりと、プレー以外の多くの方々のパフォーマンスの方だったりを呼んで、もちろんみんな試合を見に来ているんですけど、それとは違った意味でももうひとつ楽しむことが出来るので、とてもいいと思っています。

 今回の三遠については、会場のアリーナレベルのコートの横でグルメを楽しむことができたり。例えばおいしいサンドイッチなどが売られていたりするんですよ。スポーツ×エンタテインメントということで言うと、皆さん、おいしいものを食べて、おいしいお酒を飲みながら試合を楽しんでいらっしゃる方々もとても多いですし、チームの皆さんのそういうご尽力のおかげで、もっともっと多くの方々に触れてもらえる楽しいアリーナが作られていくのかなと思いますね。

――高校の同級生の太田敦也選手がベテランの味を見せています。当時から想像できましたか?
副島
 この質問に関しては、答えが2つあります。まずは、バスケットを今も続けているという意味では、これは想像できました。やはり高校時代からプレーヤーとしては別格でしたし、その頃から日本代表にも選ばれてたりして、そのまま大学、プロと同級生の中でも敦也だけは続けていくんだろうねって思っていたので、今もプレーしているということに関しては、当たり前に想像できました。

 ただ、今回のアンバサダーに就任させていただいて、敦也と話しをする機会が増えたんのですが、今の敦也が出す“ベテランの味”は全く想像できませんでしたね。例えば、責任感、日本代表に選ばれているという誇り、プライド、使命、といったあたりで、敦也が本当に人間的に大きく成長したなぁと思わせられることが多かったですね。高校時代は、一緒に「どうやってさぼろうか」とか、「引退まであと何日」なんて指折り数えながら過ごしていた仲間なものですから、今の敦也は本当に想像できなかったですね。

 これは、ネオフェニックスでだけではなく、日本代表でも同じだと思うんですけど、本当にプレーも献身的ですし、自分のためよりも”FOR THE TEAM”、”チームが勝つこと”、チームが敦也に何を求めているかを大きく意識していますよね。ベンチでチームのプレーにあんなに喜んでいる敦也を想像できませんでしたね。本当に驚き、発見でしたね。また一方で、日本代表での活動を経たことによって、外から積極的にドライブしていったり、キレイなミドルシュートを決めていったりと、「俺が行くんだ!」とゴリゴリと点を取りに行く積極的な敦也のプレーを見られたのも発見でしたね!

――普段の太田選手ってどんな人ですか?
副島
 今回、久しぶりに敦也とゆっくり話をさせてもらっていますが、変わらないですねー。一言で言うならば、本当に「おっとり」。コートを離れると、おっとりしてて、マイペースで、ほんわかしてて、何て言うんでしょうね、ちょっと他の人とは時間の進み方が違うといいうか、“敦也TIM”Eじゃないですけど、ほんとにあのままですよね。しゃべり方なんかも敦也の独特のスローなリズムがありますしね。

 バスケットボールを持っている時は、ガラッと雰囲気が変わるんですけど、1歩コートを出てしまえば、身長は206センチありますけど、歩くのは170センチの人のほうがよっぽど速いんじゃないかというくらいおっとりと歩きますからねー。高校時代は、バスケ部だけじゃなくて、クラスも3年間一緒で、もう敦也の周りはみんなが笑顔にもなるし、ほんわかするし、マイペースなオットリ屋さんですよね。

「敦也にはずっと現役を務めてほしいけど、引退後は監督をしてほしい」

ハーフタイムには華麗な(?)なシュートを披露 [写真]=三遠ネオフェニックス

――三遠ネオフェニックスの印象は?
副島
 アンバサダー就任にあたって、一度練習を見学させてもらったんですよ。もちろんBリーグのチームの練習を見させていただくのも初めてだったんですけど、もっとプロの練習ってドライな感じなのかと思っていたんですけど、すごく熱かったですね。試合の2日前に訪問させていただいて、2日後に試合を控えている練習とは思えないくらいボディコンタクトも激しいですし、走りますし。もっと調整みたいな感じの練習なのかと思っていたのですが、チーム一丸となって、何なら藤田ヘッドコーチが一番声を出してますからね。とにかく熱いチームですね。全体練習後の自主練も、「体休めたほうがいいんじゃないの?」と心配になるくらい。まだまだシューティングしている人とか、筋トレしている人とかいたんで、なんか自分も初心に帰らされるといいますか、「もっと頑張らなきゃな」と、いろんな意味で自分も気づかされた瞬間でしたね。

 あとは、同級生の太田選手だけでなく、岡田慎吾選手も学生時代から交流あったんですよね。岡ちゃんは、皆さんもご存じのように、職人気質でちょっとクールな、高倉健さんみたいな、「自分不器用なんで」みたいなカッコいいい選手なんですけど、僕は昔からイジらせてもらっていて、「岡ちゃん!」「そえじ!」みたいにかわいがってもらっていたんで、そのコントラストに昔から萌えてましたね。ギャップ萌えです。高校時代から憧れていた選手だったんですよね。ほんとにプレーがカッコいいんですよ。今回、フェニックスのファンの方々に聞いてみても、結構岡ちゃんのファンが多いんですよね。あとは、社長の北郷謙二郎さんは、憧れを通り越して、神でしたね。宮崎県の小林高校の大スターで、月刊バスケットボールでもガンガンに特集されていて、高校を卒業してすぐアメリカに渡られてバスケを続けるという、そのストーリーもホントにかっこよかったですよね。今回この企画に携わらせていただくことで、北郷さんとお話をすることができて、本当に夢のようでしたね。

――ヘアスタイルが同じである元NBAプレーヤー、チルドレスとはどんな会話を?
副島
 お話しました。僕としてはまずお聞きしたかったことが、今回の企画のオファーがフェニックスを代表する選手であるチルドレス選手とのアフロつながりでオファーをいただいたのですが、「僕のアフロヘア、大丈夫ですか?」っておうかがいしてみたら、ニッコリと笑顔で、「あなたのアフロは70年代、80年代のオールドスクールな、キレイなアフロですよね」とお褒めの言葉をいただき、今回の企画に一層身が入りました! 本当に優しく受け入れてくれましたね。練習の時も、最初はONモードでバチバチにやっていたので、「ちょっと怖い方なのかな?」と思ったりもしたのですが、実際にお話しした時は、非常にリラックスしていて、とてもチャーミングな優しい方でした。練習が終わってからも、チームの若手の自主練に付き合ってあげていて、一緒に1ON1をやっていたりと、本当に素敵な選手でしたね。

――最後にBリーグ、三遠、太田選手に期待するものを教えてください。
副島
 3年前にBリーグが開幕して、あの開幕戦でフジテレビの生中継があって、バスケがこうなったかと本当にうれしくて、事務所の皆さんと「いつかBリーグの仕事がしたいです!」と言いながら一緒に見ていました。しかもそこには同級生の竹内譲次選手や菊地祥平選手が出場していて、まさかこんな日が来るのかと本当にうれしくなりましたね。今後バスケットが流行っていくには、Bリーグは絶対になくてはならない存在です。そして、そのBリーグから、NBAや海外リーグなどに出ていく選手が今後絶対に出てくると思います。そしてBリーグが盛り上がっていくためには、選手たちだけではなく、僕たちのようなファンたちの熱い力も絶対に必要になっていくと思います。そして、試合だけでなく、エンタテインメントも含めて、もっともっと良くなっていくと思いますし、本当に期待しかないですね。

 今回、お仕事としてバスケットに関わらせていただいたのが初めてだったのですが、その初めてのチームが三遠ネオフェニックスで本当に良かったと思っています。選手、HCをはじめ、チーム関係者の方々がみんな優しいんですよ。本当にありがたかったです。そして、3月10日、30日と豊橋と浜松にお邪魔したのですが、ブースターの皆さんも本当にエナジーを持っている方々ばかりでした。負けた時もしっかり応援、勝った時は思いっきり喜ぶといいう、大人になってから一喜一憂することなんてなかなかなくなってくる中で、ネオフェニックスというチームにこれだけ情熱を注いで一喜一憂できるというのは、本当に素晴らしいことですし、その中心に自分の高校の同級生の敦也がいるというのも本当に感慨深いですし、嬉しさもひとしおですよね。高校時代に一緒に汗を流していた仲間が、未だに第一線で現役バリバリで頑張っているというのを横から応援できるというのは、本当に嬉しいことです。

 敦也は、まだまだ今後も現役を続けていくと思うので、本当にケガ無くやっていってもらいたいですし、あの溌剌としたプレーをまだまだ見ていたいですね。僕たちもう35歳ですよ! あんなに動けない。そして、その先には必ず引退というものが待っていると思うんですけど、今敦也に期待するのは、引退後、ぜひ監督とかやってほしいなと思います。「敦也が監督になったら、どんなチームを作るんだろう?」って、”監督太田敦也“を見てみたいですよね。僕の勝手な希望ですけどね。本当にそんなことになったら、すぐに敦也に連絡して、「ノーギャラでやるよ」って全力で応援します!

 今回のアンバサダー活動を通して、Bリーグを密に内側から見ることができたのは、自分のキャリアの中でもとても大きなプラスになったと思います。今後もっともっとBリーグ、バスケット界を応援していきたいですし、そのためには、もっと自分が俳優、タレントとして成長して発信できる場を増やして、もっともっとBリーグに貢献していきたいです!

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