2020.12.01

盤石の宇都宮ブレックスに挑む川崎ブレイブサンダース、白星獲得へは新外国籍選手の出来がポイント

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

宇都宮ブレックスvs 川崎ブレイブサンダース(@ブレックスアリーナ宇都宮)
12月2日19時25分

 レギュラーシーズン15試合を終え、黒星は第3節で千葉ジェッツに敗れた1戦のみという強さを発揮している宇都宮ブレックス。他チームがうらやむ選手層に加え、ここまでB1トップの1試合平均68.1失点という鉄壁の守備が好調キープの理由と言える。広島ドラゴンフライズとの前節でも、第1戦を84−54、第2戦は85−71でものにして連勝を10に伸ばした。また、同節ではキャプテンの田臥勇太が今季初出場を果たした。この明るいニュースは、今後一層チーム力を高める要因となるはずだ。代表組の竹内公輔比江島慎ライアン・ロシターもチーム練習に合流し、再開後も連勝街道を走る準備は万全だ。

 今節、宇都宮がホームに迎えるのは川崎ブレイブサンダース。その川崎はマティアス・カルファニジョーダン・ヒースの負傷もあり、11月は2勝3敗と黒星が先行してしまった。ただ、カルファニとヒースをインジュアリーリストに登録し、マット・ボンズセドリック・シモンズが新たに加入。ボンズは前節の富山グラウジーズ戦に出場し、2戦とも約15分の出場ながら11得点をマークした。11月24日に加入が発表されたシモンズは三遠ネオフェニックスシーホース三河に在籍経験があるだけに、Bリーグでのプレーは慣れている。川崎は今後、2人が戦力としてどうチームにフィットしていくかが巻き返しのポイントとなるだろう。まずは今節の宇都宮戦に注目だ。

文=小沼克年

■ロスター
・宇都宮(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太
ジェフ・ギブス
LJ・ピーク
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
渡邉裕規
鵤誠司
ライアン・ロシター
喜多川修平
ジョシュ・スコット

・川崎(ヘッドコーチ:佐藤賢次)
藤井祐眞
青木保憲
マット・ボンズ
篠山竜青
増田啓介
辻直人
マティアス・カルファニ ※インジュアリーリスト
ニック・ファジーカス
大塚裕土
熊谷尚也
長谷川技
パブロ・アギラール
ジョーダン・ヒース ※インジュアリーリスト
セドリック・シモンズ

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