2021.02.09

3連敗は避けたい秋田ノーザンハピネッツ、ファウルを最小限に抑えて試合を優位に進めたい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

秋田ノーザンハピネッツvs サンロッカーズ渋谷(@CNAアリーナ☆あきた)
2月10日19時5分

 前節、秋田ノーザンハピネッツは第9節以来となる同一カード連敗を喫した。アウェーの地で行われた富山グラウジーズとの第1戦はスタートでつまずき、アレックス・デイビスハビエル・カーターがファウルトラブルに。リバウンドでも10本の差をつけられて64−74で黒星。第2戦でも、富山の計51リバウンドに対し29本しか取ることができず、競り合いを演じたが3点差で敗れた。この結果、勝率で並んでいた富山と2勝差がつき、秋田は同6位となった。

 今節は、CNAアリーナ☆あきたに戻ってのサンロッカーズ渋谷戦。そのSR渋谷は現在東地区3位。前節、大阪エヴェッサとの第1戦は前半から失点がかさんで91−72の完敗を喫したが、翌日は86−73でリベンジに成功。この試合ではジェームズ・マイケル・マカドゥが負傷するアクシデントに見舞われるも、代わって入った野口大介が20得点、チャールズ・ジャクソンも22得点12リバウンドでチームをけん引した。

 秋田とSR渋谷の対戦は1試合のみの第6節まで遡り、その際は89−86でSR渋谷が接戦をモノにした。今回ホームの秋田は、40分間アグレッシブにプレーしつつも、前節苦しんだファウルトラブルに陥らないことが重要。守備では、一人ひとりが対峙する相手を抑えることを最優先に置きたい。

 一方のSR渋谷は、マカドゥが欠場となればインサイドを狙われる可能性がある。勝利へはリバウンドで差をつけられないことが1つのポイント。秋田戦はガードながらリバウンドを得意とする渡辺竜之佑の働きに注目だ。

文=小沼克年

■ロスター
・秋田(ヘッドコーチ:前田顕蔵)
大浦颯太
細谷将司
野本建吾
アレックス・デイビス
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
ハビエル・カーター
カディーム・コールビー
古川孝敏

・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
関野剛平
ベンドラメ礼生
チャールズ・ジャクソン
西野曜
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
野口大介
広瀬健太
石井講祐
山内盛久
ライアン・ケリー ※インジュアリーリスト
盛實海翔
田渡修人
八村阿蓮 ※特別指定

この試合の他の記事

BASKETBALLKING VIDEO