2021.02.09

前回対戦は千葉ジェッツに軍配、アルバルク東京はトーマスとジョーンズの働きが勝利へのカギ

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

アルバルク東京vs 千葉ジェッツ(@アリーナ立川立飛)
2月10日17時30分

 アリーナ立川立飛で行われるアルバルク東京vs千葉ジェッツの今節注目カード。現在、勝敗では27勝8敗の千葉に対し、A東京が21勝13敗と差をつけられている状態。ホームのA東京は3連勝中の勢いを維持し、この一戦を確実に取りたいところだ。

 A東京は前節、信州ブレイブウォリアーズをホームに迎え、第1戦を83−73、第2戦は77−68とディフェンス力を見せての勝利。オフェンスではデション・トーマスケビン・ジョーンズが第1戦で奮起。翌日は安藤誓哉アレックス・カークが存在感を示した。ルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチは、「この2日間は攻守に置いて相手の動きを“読む”ことが重要でした。その部分で選手たちが40分間しっかりとプレーした結果、勝利することができました」と総括している。

 千葉は前節、アウェーで滋賀レイクスターズと対戦。前半で18点リードを守りきって初戦をモノにすると、続く第2戦も最終スコア97−71で快勝。特別指定選手となった大倉颯太が2戦合計7アシストを挙げたほか、第2戦では赤穂雷太が6得点5リバウンドを記録し、若手の活躍も目に留まった。

 第6節以来の対戦となるA東京と千葉。その試合は82−73で千葉が制しており、シャノン・ショーターが25得点、セバスチャン・サイズが27得点を稼いだ。今節も千葉がこの2人を起点に相手のディフェンスをこじ開けるか、それともA東京が封じ込めるか。なかでも、ルカHCはフィジカルも兼ね備えるショーターを警戒しており、前回対戦時には合流できていなかったトーマスとジョーンズがキーマンとなりそうだ。

文=小沼克年

■ロスター
・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
デション・トーマス
小島元基
安藤誓哉
ケビン・ジョーンズ
吉井裕鷹 ※特別指定
ザック・バランスキー
須田侑太郎
菊地祥平
竹内譲次
平岩玄
田中大貴
津山尚大
アレックス・カーク
小酒部泰暉 ※特別指定

・千葉(ヘッドコーチ:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
コー・フリッピン
田口成浩
赤穂雷太 ※特別指定
大宮宏正
西村文男
シャノン・ショーター
大倉颯太 ※特別指定
佐藤卓磨
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
セバスチャン・サイズ
ラシードファラーズ
原修太

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