2022.01.08
10月20日、アシックスは川崎ブレイブサンダースの篠山竜青をゲストに迎え、オンラインイベント「RUN for X ASICS DREAM DAY」を開催した。
イベントには、「RUN for X」キャンペーンの当選者が参加。「ASICS DREAM DAY」と題し、対象商品を購入した部活生の中から抽選で当選した学生が、プロ選手と直接オンラインで交流できるイベントとなっている。
今回イベントに参加したのは広島大学のバスケットボール部に所属する、男女15名。国際経験も豊富な現役プロ選手である篠山との交流は貴重な時間となった。
イベントは学生から寄せられた様々な種類の質問からスタート。「今でも心に残っている学生時代の教えや言葉はありますか?」という質問に対しては、篠山がプロを志すきっかけとなった、中学校時代の指導者の言葉を紹介した。
「大人は『(プロには)一握りの人しかなれない』という言葉で現実は甘くないことを表現してくると思うんですけど、中学で指導してくれた方は『一握りを狙わないやつは、絶対に一握りになれない』と教えてくれました。『プロ選手や日本代表になれる可能性が0.1パーセントでもあるのなら、そしてそれになりたいのなら、迷わず目指せよ』と言われて、バスケで飯食えるように頑張ろうと思えました。自分の中の迷いが晴れた言葉で、今でも心に残っています」
また、将来は指導者を目指しているという学生からは、「どんなコーチの元でプレーしたいと思いますか? 理想のコーチ像は、プロになってから変化しましたか?」と質問されると、篠山は真摯に答えた。
「プロになってたくさんのコーチを見てきましたが、選手を指導して、チームをまとめて、勝利に導くというのは大変なお仕事だなと思います。その中でも、自分が一緒にやっていて楽しいなと思えるコーチは、学生時代から変わらず、当事者意識を持ってチームの一員として接してくれるコーチです。負けたときに『お前らがちゃんとやらないんだから負けたんだぞ』と言うんじゃなくて、一緒に悔しがってくれるコーチに自分はついて行きたいです。選手もコーチも仲間だから、一緒に感情を共有できる人柄が必要なんじゃないかなと個人的には思うので、何か参考になれば」
トークの後半戦では、バスケットボールの技術的な質問が次々と寄せられた。パスミスを改善したいという悩みには、練習や試合での自身のプレー映像を見返すことの重要性を説いた。
「映像を見れば、ミスのパターンや原因がすべて分かる。自分のミスの傾向や、その状況を知ることが大事で、そうすれば自然と自分に必要な物が分かってきます。そして、そのミスをチームメートと共有することで、チームとしてターンオーバーを減らすことに繋がります」と長年プロの第一線でやってきた篠山だからこそできるアドバイスを送った。
そのほかには、ドリブルの技術や一対一の駆け引き、実践的な練習法など、篠山の専門的な話に、現役プレーヤーである学生たちは、真剣な眼差しを向けた。
最後のプログラムでは、プレゼントをかけたクイズが開催。篠山の愛称や背番号の由来、バスケ選手以外でなりたかった職業などが出題され、正解者には篠山が学生の名前とサインを記入したプレゼントが渡された。
90分近く和やかな雰囲気で行われたイベントの最後には、交流した15名の学生たちに篠山からメッセージが送られた。
「コロナの影響で大変な学生生活を送っていると思いますが、悲観的にならず、皆さん前向きに明るい気持ちでバスケットに取り組んで、限られた学生生活を全力で楽しんでほしいなと思っています。今回はオンラインでの交流となりましたが、いつかどこかでみんなとお会いできるように、元気にバスケットを楽しんでください。僕もまだまだBリーグで頑張るので、みんなで頑張っていきましょう!」
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