2022.02.03

【広島vs宇都宮】足踏みが続く広島、宇都宮撃破へはインサイド陣の出来が勝敗を左右

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

広島ドラゴンフライズ vs 宇都宮ブレックス(@広島グリーンアリーナ)
第1戦:2月5日14時5分 第2戦:2月6日14時5分

 広島ドラゴンフライズは現在4連敗中と足踏みが続く。前節の京都ハンナリーズ戦では80-82とわずか2点届かなかった。しかし、その試合内容は最初の10分間でジャスティン・ハーパーに15得点を許し、いきなり13点ビハインドを背負う展開。最終クォーターはオールコートブレスが功を奏し猛追に成功したが、立ち上がりの出来が悔やまれる一戦となった。

 今節、ホームの広島グリーンアリーナに迎えるのは宇都宮ブレックスだ。京都戦では試合序盤のパフォーマンスに加え、40分間を通じて2ポイントシュートの成功率が40パーセントと振るわなかった。リーグ屈指のディフェンス力を誇る宇都宮を退けるには、得点力アップが必要不可欠と言えるだろう。そのためにはグレゴリー・エチェニケチャールズ・ジャクソンニック・メイヨがインサイドでいかに主導権を握れるかがポイントになる。

 対する宇都宮は、中止・延期となる試合があるなかでも勝利を重ねて現在4連勝中。前節、新潟アルビレックスBBと対戦したホームゲームでは74-51で力の差を見せつけた。また、攻撃では荒谷裕秀がキャリアハイとなる10得点をマークしたことも収穫だった。

 宇都宮としては今後、リーグ戦の代替試合や天皇杯セミファイナルによりタイトな日程を強いられるためチーム力が問われる。広島との2連戦へ向けては新潟戦同様、持ち前のディフェンス力を発揮して連勝を伸ばしたいところ。注目選手としては、かつて広島に在籍経験のある鵤誠司竹内公輔だ。

文=小沼克年

■ロスター
・広島(HC:カイル・ミリング)
寺嶋良
トーマス・ケネディ
朝山正悟
辻直人
青木保憲
アイザイア・マーフィー
船生誠也
グレゴリー・エチェニケ
チャールズ・ジャクソン
中村拓人 ※特別指定
柳川幹也
渡部琉 ※特別指定
佐土原遼
ニック・メイヨ
井手拓実

・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
ブランドン・ジャワト
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ
星川堅信 ※特別指定

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