2022.02.01

【宇都宮vs新潟】27日ぶりの試合で快勝を収めた宇都宮、今節も自慢の堅守を披露して連勝継続を目指す

フリーライター

宇都宮ブレックス vs新潟アルビレックスBB(@ブレックスアリーナ宇都宮)
2月2日19時25分

 東地区4位の宇都宮ブレックスは、新型コロナウイルス感染症の影響で27日ぶりのリーグ戦となった前節、名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの第1戦を93-79で制した。試合勘の鈍さを感じさせず、序盤から圧倒。ジョシュ・スコットアイザック・フォトゥを中心にインサイドの攻防で優位に立ち、リバウンドは43本を奪取。相手のガード陣にダブルチームを仕掛けるなど、積極的なディフェンスで主導権を握り続けた。

 新潟とは今シーズン初対戦。ただ昨シーズンは4度戦い、うち3度は第1クォーターで大差をつけただけに、今節も自慢のディフェンスから流れを生みだしたいところ。ロスコ・アレン納見悠仁のオフェンスに警戒しつつ、B1最多のターンオーバーを記録する相手に圧力をかけて、4連勝を目指す。

 対する新潟アルビレックスBBは、難敵へ勢いを持って臨む。前節、茨城ロボッツとの第1戦を79-76で制して26連敗を止めると、第2戦も87-79で勝利を収めた。今シーズン初の2連勝を飾った要因は、両日ともにリングにアタックし続けた結果だろう。第1戦は、ロスコ・アレンの26得点を筆頭に5人が2ケタ得点をマーク。第2戦は後半にディフェンスから流れを引き寄せた。

 新潟は2連勝したとはいえ、2日間でターンオーバーは34個を記録。B1最小失点の堅守を誇る宇都宮に対しては、ミスの多さは命取りだ。ジェフ・エアーズを軸にリバウンド争いで互角に持ち込み、納見やアレン、復調の兆しを見せるコービー・パラスらの粘り強い攻撃で、勝機を見出したい。

文=大橋裕之

■ロスター
・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
ブランドン・ジャワト
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ
星川堅信 ※特別指定

・新潟(HC:平岡富士貴)
岡本飛竜
星野曹樹
大矢孝太朗
ジェフ・エアーズ
コービー・パラス
木村圭吾
チリジ・ネパウェ
綿貫瞬
納見悠仁
佐藤公威
ロスコ・アレン
池田雄一
遠藤善

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