2022.02.01

【琉球vs大阪】bj時代から続く伝統の一戦…勝負のカギとなるのはゴール下での攻防

フリーライター

琉球ゴールデンキングス vs 大阪エヴェッサ(@沖縄アリーナ)
2月2日19時35分

「伝統の一戦」と銘打たれた、西地区首位の琉球ゴールデンキングスと、同7位の大阪エヴェッサによるbjリーグ時代からのライバル対決。制するのはどちらか。

 琉球は新型コロナウイルス感染症の影響がありながらも、14連勝と好調をキープ。前節は中止となったものの、前々節の信州ブレイブウォリアーズ戦では86-85で逆転勝ちを収めた。序盤こそ劣勢を強いられたが、43本のリバウンドと堅守で流れを引き寄せ、試合終了間際に岸本隆一の3ポイントシュートで勝負を決めた。

 一方、大阪は前節、信州戦に敗れて5連敗。連敗中はディフェンスで苦戦しており、平均失点は90.2点に及ぶ。信州との第1戦ではマッチアップゾーンを使うなど工夫を見せたが、3ポイントシュートを12本被弾してしまった。続く第2戦は83-87と接戦に持ち込むも、デイビッド・ドブラスカイル・ハントが第4クォーターでファウルアウト。強みのリバウンドを勝負所で生かせなかった。

 伝統の一戦で勝負のカギを握るのはリバウンドだ。琉球はB1で最も多い40.5本を記録し、大阪はそれに次ぐ39.8本を数える。それだけに、琉球は外国籍選手のみならず牧や今村佳太ら日本人選手も球際で競り合い、セカンドチャンスを増やせられれば連勝更新が見えてきそうだ。

 対する大阪は、インサイド陣が相手の強みを消せるか。粘り強いディフェンスでボールを奪取し、得意の速攻につなげられれば連敗ストップが近づくだろう

文=大橋裕之

■ロスター
・琉球(HC:桶谷大)
小寺ハミルトンゲイリー
並里成
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

・大阪(HC:天日謙作)
青木龍史
エリエット・ドンリー
ジャワラジョセフ
デイビッド・ドブラス
ザック・モーア
高島紳司 ※特別指定
中村浩陸
橋本拓哉 ※インジュアリーリスト
竹内譲次
合田怜
飯尾文哉 ※特別指定
カイル・ハント
ディージェイ・ニュービル
木下誠
アイラ・ブラウン

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