2022.01.31

高い得点力で連勝するも、先を見据える川崎の指揮官「シーズン前半はベース作り」

第2戦の後には「日本での生活を楽しめている」と語ったジャニング[写真]=B.LEAGUE
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 Bリーグの2021-22シーズン、第19節が1月29日から30日にかけて各地で行われ、川崎ブレイブサンダースレバンガ北海道と対戦。試合後のコメントをクラブ公式ホームページが伝えている。

 新型コロナウイルスの影響により1月9日以来の試合となった川崎は、第1戦でニック・ファジーカスがハイパフォーマンスのトリプルダブルを記録し、109-91で白星を獲得。続く第2戦ではマット・ジャニングが7本の3ポイントを含む25得点と躍動し、97-85で川崎がしっかりと連勝を収めた。

 敵地で連勝した川崎だったが、佐藤賢次ヘッドコーチは「川崎からもたくさんのファンが詰めかけてくれていました。応援してくれる皆さんがいる限り、最後の1分1秒まで元気を与えられるようなプレーをしなければならないのですが、今日は終わり方が良くなかったです」と第4クォーターに12-0のランを許したことについて言及した。

 また、藤井祐眞も「昨日も今日も追い上げられた場面があったので、しっかり40分間集中してやらないといけないなと反省しています。それでもパブロ(・アギラール)がいない中、みんなでカバーして戦えましたし、この先も力を合わせて頑張りたいと思います」と20日間ぶりの実戦を総括した。

 第1戦でも23得点を奪い、これまで以上の得点力を発揮したジャニングは「とても日本を気に入ってます。このチームは長く在籍する外国籍選手が多くて、彼らがいることでチームにすぐに馴染むことができました。自分自身も家族も、日本での生活を楽しめているので、あと数年日本でプレーできたらなと思っています」とコメント。今シーズンから加入した新戦力は、完全にチームにフィットしたようだ。

 シーズン前半はチームのベース作りに取り組んだという佐藤HCは「後半戦に入ってからは得意なことを、それぞれが役割を持ってやれるようにしたい。ボールを動かして、それぞれが得意な形でフィニッシュできるよう、これから育てていきたいなと思っています」と今後のチームのさらなる成長について意気込んだ。

 現在3連勝中の川崎は、2月5日にホームでサンロッカーズ渋谷戦に臨む。

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