2022.01.31

SR渋谷に連勝した指揮官が白濱僚祐を称賛「島根のディフェンスを体現した存在」

直近3試合にスタメン出場し、ヘナレHCの期待に答えている白濱[写真]=B.LEAGUE
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 Bリーグの第19節が1月29日から30日にかけて行われ、島根スサノオマジックサンロッカーズ渋谷と対戦。試合後のコメントをクラブ公式ホームページが伝えている。

 第1戦に109-77で勝利した島根は、新型コロナウイルスの影響により1月8日以来の試合となったが、ポール・ヘナレヘッドコーチは「シーズン中にプロの選手が家にいないといけないという状態でしたが、チーム一丸でそこまでコンディションを落とすことなく、試合を迎えたのは良かったです」と3週間ぶりの実戦を振り返った。

 安藤誓哉は「久しぶりの試合で出だしはビハインドを背負ってしまう展開になってしまったのですが、しっかり立て直すことができて良かったです」とコメント。前半をほぼ互角で折り返すと、後半ではリード・トラビスを中心に70-39と相手を大きく突き放した。

 続く第2戦は接戦となるも、83-79で島根が制し、ホームで連勝を飾った。ヘナレHCは、「昨日からSR渋谷さんが修正してきて、非常にタフなゲームでした」と話しつつも、「後半にディフェンスのギアを上げたことが、結果的には良いオフェンスにつながった」と勝因について語った。

 直近3試合では白濱僚祐をスターターとして起用していることについて質問されると、「シーズン始めは新システムへの順応に苦しんだところはありましたが、白濱選手は島根のディフェンスを体現しているような存在で、チームに欠かせない選手の一人です」と返答。

 さらには「オフェンスでチャンスが回ってきたときにしっかりオープンショットを決めてくれるところも評価できる点であり、彼の努力や姿勢を含めてスターティングにふさわしい存在だと考えています」と白濱を称賛した。

「これまでも出場したときは、いつでも自分の最高のパフォーマンスをできるよう心がけていましたが、最近はプレータイムも増えて自信がついてきました」と語る白濱は、第1クォーターから積極的な姿勢を見せ、10得点をマーク。見事に指揮官の期待に応えた。

 島根はこの勝利により連勝を「4」に伸ばした。次節、2月2日は敵地で富山グラウジーズ戦に臨む。

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