2022.02.07

アグレッシブなプレーで広島に流れを引き寄せた寺嶋良「後半戦の自信に繋がる」

25得点5アシスト4スティールと躍動した寺嶋[写真]=B.LEAGUE
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 Bリーグの第21節が2月5日から6日にかけて行われ、広島ドラゴンフライズ宇都宮ブレックスと対戦。試合後のコメントをクラブ公式ホームページが伝えている。

 第1戦に63-77で敗れた広島は、続く第2戦でも4点ビハインドで後半を迎える。それでも、第3クォーターだけで寺嶋良が14得点3アシスト3スティールと躍動し、広島がリードを奪う。第4クォーターに再び逆転されるも、終盤にニック・メイヨの3ポイントでリードを奪い返し、最後は72-67で勝利。接戦を制した広島が、ホームで第1戦のリベンジを果たした。

 カイル・ミリングヘッドコーチは「全体的に素晴らしい試合となった。フィジカルに戦うことができたし、接戦だったが選手みんなが全力で戦ってくれた。素晴らしいエナジーで、昨日からリバウンドの数、ターンオーバーの数も減らせていたのが勝因だと思う」と試合を総括した。

 勝負の第4クォーターに7得点を挙げ、勝利に貢献したグレゴリー・エチェニケは「勝ってホッとしています。もっと頑張ろうと、ハードにプレーすることを心がけながら、チームとゲームプランを信じることを実行しました」と心境を語る。

 この試合でゲームハイの25得点に加え、5アシスト4スティールをマークした寺嶋は「第3クォーターの流れで試合が決まると思ったので、得点が止まってしまうときに自分でアタックしました。宇都宮はミスが少ないので、アグレッシブにスティールを狙っていかないと崩れないと思いました。チームのメンバーを信じて勝てたので、後半戦の自信に繋がると思います」とコメント。躍動した第3クォーターでは自身のスティールから得点を重ね、見事チームに流れを引き寄せた。

 広島は次戦、2月12日に第16節の代替試合である信州ブレイブウォリアーズとの対戦に臨む。

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