2022.02.07

7連勝と調子を上げる島根の指揮官「一番ディフェンスができるチームを目指して…」

トラビスの不在を見事にカバーし、7連勝を飾った島根[写真]=B.LEAGUE
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 Bリーグの第21節が2月5日から6日にかけて行われ、島根スサノオマジックシーホース三河と対戦。試合後のコメントをクラブ公式ホームページが伝えている。

 第1戦に86-82で勝利した島根は、続く第2戦にも95-78で勝利し、7連勝を飾った。ポール・ヘナレヘッドコーチは「昨日に引き続きタフなゲームになりましたが、後半のオフェンスリバウンドに対するエナジーの高さが勝敗を分けたと思います」と試合を振り返った。

 第2戦で27得点11リバウンドをマークしたニック・ケイについてヘナレHCは「(リード・)トラビス選手が不在の3試合、チームの望むことを理解し、実行してくれました。また、彼の実績や経験値がチームには必要と思い来てもらいましたが、シーズン頭からそれを活かしてくれていると思います」と称賛した。

 また、第1戦で21得点11リバウンドを挙げると、第2戦では21得点14リバウンド13アシスト2スティール3ブロックと、さらに躍動したペリン・ビュフォードについては「トラビス選手の穴を埋めてほしいということを、本人も自覚して試合に望んでくれました。数字に表れない部分でもチームに大きな影響を与えてくれ、素晴らしかったと思います」とこちらも絶賛。

 そのビュフォード本人は「私はコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)選手に影響を受けていて、彼のチームを助ける姿勢など、私も同じようにチームに影響を与えることができればと夏から準備を進めてきました。その準備してきたことを実行するつもりで試合に臨んでいます」と語っており、NBAのレジェンドをロールモデルとして、日々高いモチベーションを維持しているようだ。

 シーズン序盤からディフェンスを課題に挙げていた指揮官は、その完成度について聞かれると「若いチームということもあり、今後はさらに可能性が広がると思います。完成形が想像できないので、点数をつけることが難しいというのが正直なところです。今後も無限大の可能性を求めて、一番ディフェンスができるチームを目指していきたいと思っています」と返答。次節、3月5日の大阪エヴェッサ戦までに、島根のさらなる成長が期待される。

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