2022.02.07

高いチーム力でSR渋谷を撃破…5連勝を飾った川崎「これを継続して天皇杯でも…」

アギラールや米須と離脱者もいる中、チーム一丸で勝ち星を重ねた川崎[写真]=B.LEAGUE
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 Bリーグの第21節が2月5日から6日にかけて行われ、川崎ブレイブサンダースサンロッカーズ渋谷と対戦。試合後のコメントをクラブ公式ホームページが伝えている。

 第1戦に93-86で勝利した川崎。この試合でキャリアハイとなる25得点と躍動した藤井祐眞は「出だしから非常にいいバスケットができた」と話しつつも、「先週のレバンガ北海道戦と同様に、後半追い上げられるシーンがあったので、40分間集中してポイントガードとしてもしっかり試合を締められるようにしなければならない」と反省点を語った。

 また、北海道戦から好調を維持する増田啓介は「試合のない期間にコーチ陣がワークアウトに付き合ってくれました。みんなの力を借りて、少しは調子が良くなったかなと。満足のいくプレーはできていませんが、気にしていてもしょうがないので、自分にできることに向き合ってやっています」とコメント。

 第2戦ではその増田が14得点を奪い、4試合連続となる2ケタ得点をマーク。計5選手が2ケタ得点と、チーム全体でバランスの良いオフェンスを展開した川崎が85-68で勝利した。

 5連勝を飾った佐藤賢次ヘッドコーチは「SR渋谷さんの激しいディフェンスに苦しむところはありましたが、全員でボールを追いかけて、うちらしいディフェンスで68失点に抑えることができたことが勝因かなと。全員揃っていない中ですが、みんなでカバーしながら良い試合ができたことは成長に繋がったと思います」と試合を振り返った。

 また、篠山竜青は「パブロ(・アギラール)が不在な中で熊谷(尚也)がいい繋ぎをしてくれました。チームとしても良くなっていると思うので、これを継続して天皇杯でも良いチャレンジができるように頑張りたいです」と次なる戦いへ目を向ける。

 2月9日に敵地で宇都宮ブレックスとの天皇杯準決勝へ臨む川崎。山場を迎える指揮官は、力強く意気込みを語った。

「いよいよ天皇杯準決勝です。昨シーズンのチャンピオンシップで敗れた宇都宮さん相手なので、リベンジの意味も込めて選手、スタッフ、ファミリーの皆さん、チーム一丸となって頑張りますので、応援よろしくお願いします」

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