2022.02.10

【宇都宮vs京都】宇都宮はミスの軽減、京都はリバウンドでの奮闘が勝利へのポイント

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

宇都宮ブレックス vs 京都ハンナリーズ(@TKCいちごアリーナ)
第1戦:2月12日15時5分 第2戦:2月13日16時5分

 広島ドラゴンフライズとの第21節、宇都宮ブレックスは安齋竜三ヘッドコーチが不在の中、第1戦を14点差で勝利。各クォーターを20失点以下に抑え、攻めてはジョシュ・スコットが18得点、比江島慎が3本の3ポイントシュートを射抜いてけん引した。しかし、終始競り合いとなった第2戦は寺嶋良に25得点を与えたほか、チーム全体で18個のターンオーバーを犯してしまい67-72で敗戦。2月9日の天皇杯準決勝では川崎ブレイブサンダースに終始ペースを握られて10点差で敗れ、公式戦2連敗を喫した。

 確実に白星をつかみたい今節は、4シーズンぶりに鹿沼市で開催される。濃厚接触者の判定を受けて天皇杯を欠場した遠藤祐亮の出場は不透明だが、チームとしては直近2試合で33個を数えるターンオーバーを減らしたいところ。今一度ディフェンスの意識を強く持ち、上質な試合運びで京都ハンナリーズから連勝できるか。

 その京都は第21節、敵地で信州ブレイブウォリアーズに連敗。第1戦は58得点、第2戦は51得点に留まり、相手ディフェンスの前に屈した格好だ。前節を前に動きがあり、インジュアリーリストに登録したデイヴィッド・サイモンに代わって金沢武士団からデュサン・ヴィチェンティッチを獲得。宇都宮が1試合平均38.9リバウンドを記録しているのに対し、京都は同31.3リバウンドと差があるため、新たに加入した205センチのパワーフォワードがキーマンの1人になるだろう。

文=小沼克年

■ロスター
・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
ブランドン・ジャワト
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ
星川堅信 ※特別指定

・京都(HC:小川伸也)
會田圭佑
小西聖也 ※特別指定
ジェローム・ティルマン
久保田義章
内田旦人
満田丈太郎
デュサン・ヴィチェンティッチ
秋山皓太 ※インジュアリーリスト
鈴木達也
細川一輝
加藤寿一
ジャスティン・ハーパー
内海慎吾
永吉佑也
デイヴィッド・サイモン ※インジュアリーリスト
小室昂大 ※特別指定

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